モスクワの地下鉄赤いラインでおなじみ1番線全駅のホームを写真で紹介します!

モスクワのメトロと言えば豪華な宮殿のような装飾で有名なのですが、実はそんな豪華な装飾な駅はそこまで多くなく、半分以上はけっこうシンプルな駅です。シンプルでも面白い作りの駅があったりもします。
これはありのままを紹介しなくては!と思い2月の「寒いモスクワツアー」終了後にモスクワに残り、空いた時間にすべての駅を周ろうとしたのですが…無理でした。1番線の赤いライン全ての駅で降りてホームの写真だけ素早く撮ってを繰り返して22駅で2時間以上。
1ラインでこれだけかかるとして…メトロだけで12ライン、モノレールと最新の環状線入れると14ライン全240駅。単純計算で24時間以上かかります。旅行の空いた時間にやる暇つぶしとしてはちょっと無理。これから数年かけて全駅制覇できればいいかなと思います。
 
さて、今回周ったのは1番線。赤いラインと呼ばれているソコーリニチェスカヤ線。モスクワの北東方向から南西方向へ斜めに引かれたラインです。
 


 
1935年5月15日に開通。全長32.5km、全22駅。端から端まで降りずに乗ってると51分かかります。
 
今回の駅たちはTwitterで紹介したりしたのですが、見にくいので記事としてまとめて紹介します。
100%自分のためにまとめてるので見にくかったり、物足りなかったりするかもです。

 モスクワメトロ赤いライン前駅

 
 
Бульвар Рокоссовского(ブリヴァル・ロコソフスカヴァ駅)
赤いラインの一番北の駅。特にこれと言って特徴のないホーム。
 
 
 
 
 
Черкизовская(チェルキゾフスカヤ駅)
出入り口階段のステンドグラスが特徴といえば特徴だけどあまりパッとしない。
 
 
 
 
 
 
 
Преображенская площадь(プレオブラジェンスカヤ・プローシャチ駅)
ホーム両脇の四角い柱が特徴的。天井も四角い梁で統一されてる。
 
 
 
 
 
Сокольники(ソコリニキ駅)
こちらも同じく四角い柱がホームの両脇に。こっちは太くてたくましい感じの柱。ホーム中心に階段あり。
 
 
 
 
 
Красносельская(クラスノセリスカヤ駅)
こちらの駅はホームの中心に柱が並んでいます。 線路側の壁はタイル張り。
 
 
 
 
 
Комсомольская(コムソモーリスカヤ駅)
ホーム中心に階段あり。線路の上に通路があるちょっと変わった作りの駅。
 
 
 
 
 
 
 
 
Красные ворота(クラスヌィエ・ヴォロータ駅)
六角形が並ぶ天井がすてきな駅。
 
 
 
 
 
 
 
Чистые пруды(チーストゥィエ・プルードゥイ駅)
強いて言えば天井がちょっとドームっぽい作りなのが特徴なのかな。あまり冴えない駅。
 
 
 
 
 
Лубянка(ルビャンカ駅)
モスクワの中心に位置する駅の一つ。ホームにポリスボックスがある。
 
 
 
 
 
 
Охотный ряд(アホートヌィ・リャト駅)
正四角形が天井に並ぶ写真撮影に気合が入る駅。ホーム両脇はアーチが並ぶ。
 
 
 
 
 
 
Библиотека имени Ленина(ビブリオチェカ・イメニ・レーニナ駅)
レーニン図書館前、クレムリンを見学するときの入り口はこの駅の目の前。ここの天井も正四角形が並ぶ。
 
 
 
 
 
 
Кропоткинская(クロポトキンスカヤ駅)
柱と照明がユニークな形状なので写真映えする駅。
 
 
 
 
 
Парк культуры(パルク・クリトゥルィ駅)
四角い柱が両脇に並ぶホーム。柱の頭がエレガントさを演出。
 
 
 
 
 
Фрунзенская(フルンゼンスカヤ駅)
ボリシェヴィキの指導者の一人のミハイル・フルンゼの名前がつけられた駅。ホームには像もある。照明がエレガント。
 
 
 
 
 
 
 
 
Спортивная(スポルチブナヤ駅
ルジニキ・スタジアムのそばの駅。ここ天井のパターンも好き。
 
 
 
 
 
 
Воробьёвы горы(ヴァラビヨヴィ・ゴーリ駅)
 Воробьёвы горыとはモスクワで1番小高い場所、雀が丘のこと。モスクワ大学裏側正面になる丘の上は眺めがよく観光地にもなっている。よく中国人のツアー団体旅行の観光バスが停まってるけど日本人のツアー客はあまり見ない(気がする)。
駅は地下鉄なのにモスクワ川に架かるルジニキメトロ橋の上にある。この橋は二段構造になっており、下段がメトロのホーム。ロシア初の橋の上の地下鉄駅。
この駅のホームの窓からはスタジアムやモスクワ大学が見える。ホームが展示スペースになっていて、ホーム中央に展示用のシリンダーが並ぶがこのときは何も展示してなかった。ちなみにここの駅のホームはモスクワメトロ最長らしい。
 
 
 
 
 
 
 
 
Университет(ウニヴェルシチェート駅)
Университетとは大学の意味。モスクワ大学の最寄り駅。おそらくモスクワに留学経験のある日本人の半分以上がこの駅を使ってたはず。駅の特徴としての面白いところは何もなし。
半年前まであった駅前の信号と横断歩道がなくなり地下道ができてたのがかなりの衝撃だった。
 
 
 
 
 
Проспект Вернадского(プロスペクト・ヴェルナツコヴォ駅)
北にあるプレオブラジェンスカヤ・プローシャチ駅にそっくりな駅。写真を見直していて気づいた。
 
 
 
 
 
Юго-Западная(ユーゴ-ザパドナヤ駅)
ここもプロスペクト・ヴェルナツコヴォとプレオブラジェンスカヤ・プローシャチと作りが同じだ…。もしかしたらこの形が基本形なのかもしれない。
 
 
 
 
 
Тропарёво(トラパリョーヴァ駅) 
2014年にできた新しい駅。金属質の木のような照明がギラギラしてる。
 
 
 
 
 
 
Румянцево(ルミャンツェヴァ駅)
2016年1月にできた新しい駅。ロシア構成主義っぽいデザイン。
 
 
 
 
 
 
 
Саларьево(サラリエヴァ駅)
2016年4月にできた赤い線で一番新しい駅。現在赤い線の南側の一番端に位置する駅。ルミャンツェヴァに似ているがこちらはただカラフルなだけでロシア構成主義っぽさはない。
 
 
 
 
 
 
以上、モスクワメトロ1番線、赤いライン、ソコーリニチェスカヤ線の全22駅の写真でした。
次回、2番線、緑のラインをお楽しみに!(いつになるかわからないけど)