様々な乗り物を手作りするロシア人のおじいちゃんがすごい！│おそロシ庵

ロシア人はDIYが大好きで自分たちでいろいろ作ります。

そんなものづくり大好きなロシア人たちが掲示板でなんでも作ってしまうおじいちゃんの話題で盛り上がっていたので紹介します。

以下翻訳です。

ヴャトカ村のおじいちゃんがアエロサン、雪上トラクター、モトハンググライダーを作った

Пенсионер в вятской деревне собрал аэросани, снежный трактор и мотодельтаплан

彼の息子、ミヘエフ・セルゲイが語る。

「父は普通のエンジニアから、工場のコンストラクション部門のチーフになった。機械が大好きだし機械に愛されている。生産過程の自動化を担当していたけど、もし、あの工場がソ連ではなくアメリカにあって父の仕事の売り上げの1％だけでももらえたら、今、私たち家族は海辺の別荘で暮らしていたに違いない。しかし父は後悔していない。小さい町に住んでいた父は誰よりも早くザポロジェツを買って乗っていた。しかも、エンジンの冷却システムを巧みに変えて、オーバーヒートしないようにした。そのあとはモスクヴィチ412を買って、排気ガスがあまり出ないようにした。CO2の量が車検のとき問題になった。チェックする警察の機械だと排気ガスが0と検出されてしまったのだ。あるはずなのに、ない！と証明書がもらえなそうになった。」

警察にその欠陥を直せと言われたが、また元の効率の悪い状態に戻したくないと言って車の登録を取り消し二度と車に乗らなかった。その代り自分で耕運機を作った。モスクヴィチのトレーラと予備の車輪とバイクのエンジンで。登録は必要なかったので楽しく乗っていた。そしてある日警察に止められ、乗るのはいいけど少なくとも60km/ｈ以上は出さないようにと言われた。

一番興味深いのは雪の上を移動するための自家製乗り物。ここは雪いっぱい降るからね！作ったものは、アエロサン（※プロペラ推進のスノーモービル）、雪トラクターのようなものもあるし、大きな一輪とスキーからなっている機械もある。友達と作ったモトハンググライダーもある。