以前アエロフロートの機内食のスペシャルミール、「ロシア料理」を紹介しました。
全国に散らばる5人位のおそロシ庵ファンから「アエロフロートの特別機内食をレビューしてほしい!」とリプをもらいましたんで少し紹介してみようと思います。 まず、日本からモスクワへの直行便はJALとアエロフロートの2社しか飛ばしておりません。 ア[…]
その記事の最後にも書いたのですが、ロシア人の友達が、「アエロフロートはコシェルミールが一番美味しい、めちゃくちゃ美味しい。」と言っていたので、2月のツアーでアエロフロートに乗ったときに注文してみました。
ちなみに特別機内食の注文方法は、上に貼った以前書いた記事にありますので、試したい方は読んでみて下さい。
そもそもコシェルとは何かといいますと、ユダヤ教徒が食べてもよいとされる「清浄な食品」のことだそうです。
(日本語表記がコシェルの他にもコーシャ、コーシャー、カシェル、カシュルート等いろいろありますが、ここではコシェルで統一。)
詳しくは以下のページをご覧ください。
コーシャジャパン株式会社(KJ)は、日本在住で、イスラエル政府が公認するユダヤ教の主席ラビ・ビンヨミン・Y・エデリーがチ…
アエロフロートのコシェルミール
ということで早速紹介していきます。
今回紹介するのは成田発、モスクワ行きの便のコシェルミール。
ちなみに、一箇所だけ通路にはみ出してる席でした。こんな席初めて。
成田からのモスクワへは約10時間、機内食が2回出ます。1回のフライトで特別機内食を頼むと、そのフライト内の機内食はすべて特別機内食になります。なので、1食目はコシェルで、2食目は普通とかはできないので注意。
まずは1食目の登場。
箱に書かれているGlatt Kosherとは、「ユダヤ教ハシディズム派の厳しい食戒律にのっとって調理されたコシェル」という意味だそうです。
他の食べ物と混ざらないように封がしてあり、食事が配られる前にCAさんがこの箱を持って来て、封を開けて温めていいか?と確認してきました。もちろんOK。というか、ホント興味本位で頼んだだけなのに、こんなちゃんとしてもらって申し訳ない。という気持ちに。
箱も封がされてましたが、中の全ての料理も厳重に封がされていました。
左下のパッケージはクラッカー
感想だけど、味はたしかに悪くはない。おいしい。けども、別段と感動する美味しさってわけではなくふつうに美味しい。
よくアエロフロートの機内食はマズイと言われるけど、個人的には標準の機内食もふつうに美味しいので…
同じくらいの美味しさなら、もうこのコシェルをわざわざ頼むことはないかなと思いながら1食目を完食。
食後は映画を見ながらぼけーっとしたり、ゲームしたり、眠ったり。
数時間後、2回めの機内食が運ばれてきました。
なんだか嫌な予感がする…
嫌な予感がしてきた…
嫌な予感がしてたんだ!!!
そう、一食目と全く同じ。見た目も味も全く同じ。おいしいけれど、流石に二食連続同じメニューはちょっと…
ということで、味は悪くないけど連続して同じメニューが出てくるというスリリングな機内食でした。
ぜひ、試してみて下さい!!
おまけ
帰りの座席には、前の人の飲み残しであろう水の入ったペットボトルが置きっぱなしにしてあるという、心憎いおもてなしサービスで歓迎されました。
さすがアエロフロートだぜ!