外国人が理解できないロシア料理を紹介する記事を見つけました。
ロシアの代表的な料理が羅列してあるのですが、外国人が理解できないというところは微妙です。
他国で食べられているものもありますし、我々日本人が食べても美味しいと思えるようなものがほとんどです。
しかし、ロシア料理の説明としては面白いと思うので紹介したいと思います。
以下翻訳です。
外国人が理解できないロシア人の大好きな料理
Любимая еда русских, которую не понимают иностранцы
我々は子供のころからボルシチを食べ、クワスを飲むのに慣れている。
サーロとホロデーツはおいしくて、アクローシュカとマンナヤカーシャは体にいいと当たり前に思っている。
しかしロシアの伝統的な料理のうち、外国人をビックリさせるものもある。
食べられるものなのか不思議に思っているみたいで、変なものだと考えられているようだ。
Сало サーロ
外国人にとって不思議なもの第一位はもちろんサーロである。
酒のつまみや、普通に食事の時におかずとして食べるなんて外国人はいつまでも理解できないでしょう。
ロシア人は、サーロが体にいいと思っているが、外国人は脂っこいもので体に悪いと考えている。
サーロ:豚の脂身を塩漬けにしたもの。
Манная каша マンナヤカーシャ
これを変なものだと思うのは外国人だけではなく、子供のころこれが苦手だった人もだ。
毎日の朝ごはんが苦しかった。朝ごはんにおかゆを食べるのはとても体にいい。
そして、セモリナの粥は我々の子供のころは一番安かった。だからそれをよく食べさせられた。
マンナヤカーシャはビタミン、食物繊維、ミネラルがほとんど残っていなく、70%の炭水化物とタンパク質が大量に入っている。
マンナヤカーシャ:セモリナから作られるお粥。朝食によく食べられる。
Квас クワス
いつかロシアで大人気だったこの飲み物。ほとんどの外国人は飲んだこともないでしょう。
それを飲んでみたら、もう二度と甘い炭酸飲料を飲まないだろうに。
ロシアでは、おいしく作れなくなったから最近あまり人気がない。
クワス:黒パンを発行させて作る微炭酸、微アルコールの飲み物。
Холодец ホロデーツ
外国人にとって非常に変な料理である。お肉の残り物でゼリーを作ったもの。
一見すると栄養などがまったく残っていない。しかし、ロシアの宴会などで必ず食べる料理である。
ホロデーツ:ゼリー寄せ
Селедка под шубой シューバを着たニシン
もう一つ、宴会によく出る料理。
ロシアに初めてマヨネーズが表れたときにこの料理ができたと思われる。
外国人はこの料理が好きじゃない。まず、マヨネーズがカロリーが高く、脂っこい。
それに、あまりにも変な材料の組み合わせである。普段合わないようなものを一緒にしている感じ。
シューバを着たニシン:ニシンのオイル漬け、ビーツ、じゃがいも、ゆでたまご等が層になっているサラダ。シューバとは毛皮のコートのこと。メーテルが着ているようなコート。
Квашеная капуста ザワークラウト
冬に不可欠なものである。ロシアで昔大量に作られていた。今も食べている。
しかし外国人に説明がなかなかできない。
体にいいものがまったく残っていなくて、味も変だと思われている。
Окрошка アクローシュカ
夏の不可欠な料理で、理想的な食べ物である。
喉が渇いたときもお腹がすいた時も両方に応えられる。満腹感もあってとてもおいしい。
しかし、ケフィールかクワスの中に浮かんでいるキュウリとソーセージという見た目だけでも外国人をビックリさせる。
アクローシュカ:ロシアで夏によく食べられる冷たいスープ。主にクワス(黒パンを発酵させた炭酸飲料)から作られる。かなりクセのある味でロシア人でも苦手な人が多い。
Оливье オリビエサラダ
このサラダを発明したのはヨーロッパ人だと考えられている。
しかし、ヨーロッパではあまり人気がなく消えてしまった。
一方、ロシアでは一番おいしくて人気のあるサラダとなった。
栄養的にまったくなんの価値もないけど。
オリビエサラダ:ロシア風サラダと呼ばれることが多い。ロシアではお正月料理の一つ。鶏肉、じゃがいも、ゆでたまご、きゅうり、ニンジンなどをマヨネーズであえたサラダ。
Компот и кисель コンポートとキセーリ
これらの伝統的なロシアの飲み物を外国人は愛国心で嫌いなのかもしれない。
彼らは体によくない人工的で甘い炭酸飲料水の方好むのである。
コンポート:果物やベリー類をシロップで煮た飲み物。ドライフルーツ、缶詰の果物を使う場合がある。
キセーリ:ベリー類で作る葛湯のようなもの。
Блины ブリヌイ
ロシアでさまざまなトッピング(イクラ、果物、トバローク、チョコ)を入れたブリヌイは一年中人気のある食べ物だ。
伝統的な料理であるといってもよい。
しかし外国人には体に何の価値もないものからできてあるから、好まれないのである。
ブリヌイ:ロシアのパンケーキ、クレープのようなもの。色々なものを包んで食べる。
関連記事:
・ロシア人「これが本場ロシアのブリヌイを日本で作る方法だ!!」
・ロシア人「マースレニッツァ(バター祭り)が始まったぞ!」
・日本の皆さんにロシアのマースレニッツァ(バター祭り)を紹介します
Докторская колбаса ドクトルスカヤ(医者の)ソーセージソーセージ
ドクトルスカヤソーセージは昔、考えられる最高のごちそうだった。
サンドイッチに入れたり、サラダ、スープに入れたりする。
時間が経って、今でもソーセージは人気だが、昔ほどおいしくはない。
Маринованные грибы キノコマリネ
冬に必要不可欠のもの。
冬にも夏にも、お酒のつまみに、そのままでも、メインと一緒になどなど。
昔はザワークラウトと同じように冬のために作っておいていた。
冬の間や、あまり収穫がないときに家族全員が食べていた。
Винегрет ヴィネグレットサラダ
我々のおばあさんたちはこのサラダが冬でも夏でも、ビタミンの泉であると考えていた。
ただ、野菜をゆでたら、ビタミンがほとんど失われることを忘れていたのかな。
だから結局、私たちにとっておいしくて外国人にとって理解できないような料理でしかない。
ヴィネグレットサラダ:材料は茹でビーツ、茹でジャガイモ、茹で人参、きゅうりのピクルスなど
Puls
あと、外国人は何のためにサラダをゆでるか理解できないみたい(ヴィネグレット→ボルシチ)
Andrey1967
ドイツ人はロシア人に負けないようにザワークラウトとサロを食べている。
アクローシュカににたような料理もどこの国の料理にもある。
solnc
「なぜウオッカのおつまみに マンナヤカーシャとヴィネグレットを食べているの?」
「セモリナ粥は出しやすくて、ヴィネグレットは出すときれいだから」
※この場合の「出す」は「吐く」の意
PoM4Er
全部食べる!2つずつ!よだれが出ちゃった。
Внук
ゴキブリとカエルよりはましだ。
urban446
これも忘れている。
ペリメニ: ロシアの餃子。具には豚肉、牛肉、ラム肉等の肉を使うのが一般的。
LarMar
ロールキャベツ、シルニキ 、ヴァレーニキ!
シルニキ:クワルクという白いチーズを使って作るパンケーキ
ヴァレーニキ:ウクライナの餃子。ペリメニの肉以外の具が入ったものをこう呼ぶ。ベリー類、じゃがいも等が入る。
Алюсик
うそだよ。メープルシロップのパンケーキはアメリカとカナダで大人気朝ごはんだよ。
記事の半分は嘘っぽい。
上にドイツ人、サロとザワークラウトのコメントもあったけどその通り。
Валярунчик
体によくない食べ物についてたくさん書いてあるけど、
じゃあ、外国人は体に良いマックでも食べればいいじゃん。
記事の料理全部好き。
ちょっとサーロを切ってこよう。職場の冷蔵庫に入っている。
1キロをわざわざ持ってきた。
tarzan48
朝ごはんを食べたばかりだけど、それでも食べたくなった。
vistador
ブリヌイのことは嘘だね。外国人はよく食べるよ。大量に。
なぜかワッフルと呼んでいるけど。でも作り方と材料は同じ。
ドクトルスカヤソーセージみたいなソーセージも売っているしみんな食べている。
Cervelatと呼んでいるけど。
Obrazina
またなんか女性雑誌からどうでもいい情報を持ってきたな。
サーロの先からはもう読まなかった。
全世界でベーコンを食べているからサーロなんか誰も驚かないよ。
besedkin
ちょっと加えておこう
Pff
少なくともブリヌイとザワークラウトとはヨーロッパでは普通の料理だよ。
yaplakal.com/forum2/topic924503.html