シベリア西部の都市、チュメニにあるネコ公園がロシアの掲示板で話題になっていたので紹介します。
以下翻訳です。
シベリアのネコ公園、小さな猫達の偉大なる行い
Сквер Сибирских кошек: память о великом подвиге маленьких животных
シベリアのネコ公園はチュメニの名所だ。鋳鉄で作られ金色で塗装された彫刻が12個並んでいる。作者は建築家のマリーナ・アリチバエワ
この公園はレニングラード包囲戦と関係している。当時は大変苦しい時で、大勢の人が飢えて死んでいくなか、猫を食べ始めた。たくさんの人がそうやって生き延びて助かった。しかし、猫のいないレニングラードにはネズミが大量に出現することとなった。ただでさえ少なかった食料がネズミに食べられ更に少なくなっていった。エルミタージュ美術館の多くの作品もネズミの被害を受け、また、ネズミたちは寝ている人の鼻をかじったりもした。
ネズミを殺すために戦車で踏み潰したり、銃で撃ち殺したりしたが効果的ではなかった。包囲に通り道ができるとヤロスラヴリから、ネズミを捕獲するのが上手な猫を連れてくることになった。数車両に猫を入れて運んできた。レニングラードの人々は長い列を作って手に入れようとしたが、もちろん全員分はなかった。
その後、シベリアの色々な町からレニングラードに猫が送られた。チュメニからも。全部で5千匹以上。そうやって猫はレニングラードを救ってくれた。今でも70匹以上の猫がエルミタージュ美術館を守っている。その猫たちは「エルミタージュ美術館パスポート」まで持っている。
свернуть
猫の彫刻より後ろの建物がすき。
ここ2年以上そうやってカバーがされてある。
Baldasallini
5~7年間だよ…
120508
そこは昔ブリヌイ(※ロシア風クレープ)屋さんだったな。
Schizm
面白かったのはオープンする前にテレビのニュースで、
「もうすぐ新しい公園が開く」って言ってて、
彫刻の色を間違えて「ピンク」と言った。
だから急いで実際にピンクを塗ったけど、すごくダサかった。
灰色とピンクの混ぜたいやな色。
しばらくしたらニュースで、
「間違いました、金色です」と言って、
最初から予定してた金色に塗り直した
zver714
どこが勇者的な行いなわけ?
猫が食べられて、また違う猫を持ってきた。
勇者というのは本人が意識して死ぬような危機にさらされるけど、
この場合、猫は犠牲にすぎないのでは?
Baldasallini
写真だと悪くないけど実際はけっこうダサい。
unrecovered
猫を食べて像を作った。
猫たちはきっと反対だっただろうけど誰も猫の意見を聞こうとしなかった。
fpmEst
これ、嘘だね。
包囲戦は大勢のネズミなんていなかった。
だっていれば食べられてたはず。
pikabu.ru/story/skver_sibirskikh_koshek_pamyat_o_velikom_podvige_malenkikh_zhivotnyikh_4201177