水中翼船という船底に翼を取り付けた船があります。
航行時にその翼で揚力を得て浮き上がり、水の抵抗を減らすことによってスピードが出るように作られた船です。
世界各国で作られているのですが、もちろんソ連でも作られていました。
そのソ連産水中翼船がロシアの掲示板で話題になっていたので紹介します。
以下翻訳です。
ラケータ:ソ連のエンジニアのユニークな開発
А теперь Ракета: уникальная разработка советского инженера
ソ連で生まれた人はこの美しくて実用的な船をよく覚えていることでしょう。ソ連でとても人気があった。今はこのユニークな船を見ることができるのは外国だけ。
とても残念。夏のはじめ頃にラケータに乗れたら気持ちよさそうなのに。
ラケータ(ロケット)はかっこいい形をしていた。水中翼がついていた。
そのため航行時には船首が持ち上がり抵抗が減るため時速70キロで走ることができた。
開発したのはソ連の発明家であるアレクセーエフ・ロスチスラフ氏。アレクセーエフの指導のもとで3,000隻の船作られた。ラケータ(ロケット)よりも新しいバージョンは、スプートニク(衛星)、コメータ(彗星)、メテオール(流星)などと名付けられた。
ソ連の経済的崩壊によって多くのプロジェクトが中止した。このユニークな船たちの使用も中止され船の墓地に移動させられた。そのうちの一つはペルミの近くの森にある。
一部が助かった。それらはベトナムに運ばれた。今でもベトナムの島の間で動いている。
他ではカナダ、ギリシャ、ユーゴスラビア、オランダ、タイ、トルコなどで使われている。ロシア人の多くにとっては幸せな子供の頃の思い出でしかなくなった。
Mихалычъ
俺は最近クロアチアのドゥブロブニクからムリェト島まで乗った。
ちゃんといい状態のやつ。手入れしているみたい。
LokiFox
本当に子供の頃を思い出した
rgstrhsp
アレクセーエフさんは一生かけて手続きなんかと戦い、
自分の開発をなんとか走らせようとして最後は壊れちゃったんだよね。
Antinazi
ペテルブルグからペテルゴフまではメテオールで行ける。
今度それに乗ろうと思う。
Olam
ああ、いい時代だったな。今はみんなお金ばかり考えている。
俺は子供の頃モスクワ川とかそれで旅行してたな。
Awas63
俺はヴォルガ川で生まれて30年間ヴォルガのそばで生きてきた。
で、この上の説明の写真のは全然ラケータじゃない。ラケータはこれだよ
Салют
セバストポリは未だにだこんなのが動いているよ。
nemixalich
ヤロスラヴリで数年前見たけどとても綺麗だった。
skami
上の写真は大体メテオールだ。子供の頃よく乗ってた。
懐かしい。
maugly47
ペテルブルクへようこそ!
イサアク聖堂からペテルゴフまで行ける。
ただ、切符はちょう高い。
yaplakal.com/forum2/topic1364053.html