以前紹介した、業務スーパーで売られているロシアのお菓子、シローク(сырок)。
ロシアで食べられているお菓子(スイーツ?)、シロークが日本でも買えるとTwitterとFacebookで紹介した所、想像以上に反応があったのでもっと多くの人に教えなくては!と思い記事にしたいと思います。 日本在住のロシア人、ロシアで食べ[…]
紹介してから各地の業務スーパーから姿を消したそうで、「いつ入荷するんですか?」という問い合わせが、なぜかおそロシ庵に届いたりしました(笑)
品切れになったあともたまに入荷してるのを見かけたりしたのですが、ここ最近はすっかり見かけなくなりました。
もう日本では手に入らないのかな…と思っていた矢先、ロシア人から「カルディでシロークが売ってる!」という情報が舞い込んできました。
ということで、事実を確かめるべく、カルディへ調査しに行ってきました。
シロークとは
ロシア語で書くとсырок。日本語に訳すと「チーズちゃん」。
トヴァロークと呼ばれるカッテージチーズ(本当はちょっと違うけど)をチョコでコーティングしたものがシロークです。
トヴァロークは日本で買うことができませんが、簡単に作ることができるのでつくってみてください。
ロシアのカッテージチーズと言われるТворог。読み方はトヴァロークまたはトヴォーラク。アクセントの位置で発音が変わるがどっちでもOK。この記事ではトヴァロークに統一。 よくカッテージチーズと同じと言われますが、全然違い[…]
トヴァロークは簡単に作ることができるのですが、このシロークは作るのが難しいとのこと。
友達のロシア人が日本でどうしても食べたくて、チャレンジしてみたそうなのですが、うまくできなく…。
落ち込んでいたところに、以前紹介した業務スーパーのシロークが登場して私の周りのロシア人は狂喜乱舞していたわけです。
カルディのシローク
業務スーパーと同じく冷凍コーナーに売られていました。
業務スーパーのシロークはリトアニア製でしたが、カルディのシロークはロシア製!
しかもこれ、ロシアでも高いメーカーのやつ。普通のシロークが20ルーブル(約30円)くらいだけど、このシリーズは45ルーブル(約70円)します。
なので業務スーパーよりかなり高めの値段設定。ごほうびスイーツと書かれてるだけはある。
ちなみにですが、日本では業務スーパーでもカルディでも冷凍で売られていますが、ロシアでは凍らせて食べることはまずありません。
基本は冷蔵で保存され、食べるときも冷蔵庫から出してすぐ食べるのが普通です。
中のシロークは柔らかいクリームチーズのようなものなので、あたたまるととても柔らかくなってしまいます。
日本ではおそらく輸送の問題から凍らせているのでしょう。食べるときは冷蔵庫で溶かしてロシアのように食べるのもいいと思いますが、私はこの凍った状態のほうが好きです。
お好きな食べ方でどうぞ!
ということで、三種類全部買ってきました。
ダークチョコレート
基本はこの味かな。食べて思ったのは濃厚!業務スーパーのより濃厚!うまいぞ!さすが高いだけある!
ホワイトチョコレート
ホワイトチョコなのでチョコっぽさがダークよりだいぶ薄い。
中のシロークをより深く味わえる感じでおいしい。
ミルクチョコレート
なぜかこれだけ、シロークの酸味が強い気がする。
ミルクチョコと合わさってこの酸味が引き立つのか、元のシロークが酸味多めに作られているのかはわからない。
個人的にこれが一番美味しかった。
と、ちょっとお高くはありますが、味は保証します!美味しいです!!
ロシアで食べてはまった人、業務スーパーで食べてはまった人、まだ食べたことないけど食べてみたかった人、全てのシローク難民はカルディへ急げ!!
追記:
Amazonでも売ってました!
しかも私がカルディで見たよりも味が多い!
1つの味をダース単位で販売してるので全種類大人買いは厳しそうですが…、お試しを!!