現在のロシアの軍隊の食堂の様子を紹介したいと思います。
以下翻訳です。
軍隊でバイキング。召し上がれ
«Шведский стол» в армии: кушать подано
3つのディッシュの昼ごはん、サラダバー、コンポート、自家製パンなど、今の軍隊の食事はこのような感じだ。
100連隊を例に、新しい食事システムがどうなっているのか見てみた。
読む前に何か食べておくことをおすすめします。あまりにも美味しそうだから。
すでに835箇所の軍隊食堂がこのようなバイキング形式に変わった。
新しいシステムのおかげで兵隊たちは質の高い食べ物を自由に選択できる。
「お昼はサラダ2つ、サラダバー、スープ2つ、メイン3つ、付け合せ3つ、コンポートとジュースから選ぶことができる。一番大きな変化というのは、食事の多様性。サラダバーが大人気。今まで兵士たちはサラダを食べないことがよくあった。サラダに苦手な食材が入っていたりしたからだ。今は自分で材料を選部ことができる。」
一人あたりの料理の量がとても多い。エネルギーが4374キロカロリー。
軍隊にいる18歳~29歳の若い男性の一日に使うエネルギーは4200~4400キロカロリー。
このカロリー量は、タンパク質、脂肪、炭水化物のバランスによって可能になる。
ちなみに、アメリカ軍の食事のエネルギーは4255キロカロリー、ドイツは3950、イギリスは4050、フランスは3875。
肉は昼に食べて、夜は魚。これは決まりだ。
魚を全く食べない兵士はあまりいない。でも時々いる。
そういう場合は先輩が無理矢理に持たせる。
「どうしても食べたくなかったら友達に食べてもらう」とスタッフの女の子は笑う。
メニューは季節と兵士たちの好みによって調整されている。
例えば、丸粒状に製した大麦(перловка)は誰も食べないから作らない。
食堂のスタッフによると、一番人気なのは蕎麦の実にカツレツ。まあ、案の定ですね。
他にペリメニ(※ロシア風水餃子)とソーセージも好まれている。両方とも週2回くらい出される。
今までは出されたものを食べなければいけなかったが、今は兵隊達はカウンター前を通って好きな物を選ぶ。
今は軍全体にサラダバーが1400くらいあり、兵隊が自分で好きな組み合わせのサラダを作ってオイルかドレッシングをかけられる。
野菜のマリネか塩漬けの野菜、キャベツ数種類、オリーブ、葉っぱ菜(※パセリ、パクチー、ディルのこと)、パプリカ、ラディッシュ、缶詰の豆、グリンピース、とうもろこしなどから選べる。
食堂の支配人のインナ・グリバノヴァ:
「食事はぐっと良くなった。いろいろな料理、前菜を選べる。兵士たちが何を食べるか自分で決める。レチョー(※ハンガリー料理)、缶詰のとうもろこし、ザワークラウトなどがいつもおいてある。冬の間は新鮮な野菜は週1回出すが、夏はもちろんもっと出す。」
メニューは毎日変わる。スタッフによると、何かが余るということはない。
例えば、是認が肉を食べてチキンを誰も触らないというようなことはない。
しかも、肉もチキンも食べたかったら食べられる。
ただ大きさが変わってくるだけ。付け合せも二つとも食べても大丈夫。
全体の大きさが変わらないけど。メインもサラダも重さが決まっている。
ちなみ、食堂に必ず当直がいる。すべてが規則通りであるように見張っている。責任のある仕事だが、大変ではない。食堂は明るくて暖かくてフレンドリーなスタッフの女の子たちが食べ物をくれるに違いないし。一日で当直が5人いて、順番に出ている。
軍の副指揮官ウラジーミル・フレゴントフ:
「全体的に兵士の食事は向上した。選択があるというのはいいことだ。ノルマに関して言えば、新しいシステムに変わってから残ったどころか増えた。料理の品質も高くなって、品揃えも豊富に鳴った。感想ノートによると兵士たちは全部気に入っているみたいだ。」
食堂は外部の会社によって経営されているので、兵士たちはよけいなことをしなくて済み自分の訓練に集中できる。
料理の品質はとても高くなった。
品揃えは豊富になり、エネルギーと栄養成分はきちんと決まり通り。
インナ・グリバノヴァ:
「毎日料理一つ一つの写真を撮っておいている。本部に提出するので、決まり通りにできているかどうかいつでもチェックできる。」
ニーナ・ウラソヴァ:
「毎日の報告は兵士にとってだけではなく私達にとっても大事。
私が留守のときにどうだったかいつでもチェックできる。
休日や週末のこと。写真を見て、直すべきところや相談ができる。
まあ、普段はそんな必要がないけど。
ここで働いているコックは厳しい選抜を通っているのでみんなプロである。」
単調な食事は食欲の低下と食事消化の悪化をもたらすことが広く知られている。
だから専門家が常に品揃えの拡大に努めている。
ヴァレンチナ・リセンコ(コック):
「いろいろな料理があったほうがコックとして仕事が楽しい。自分の個性は出しにくいが。すべて決まっているから。一方、同じ材料でもコックによって独特な料理になる。切り方一つでも全然変わる。兵隊に感謝されたり好評されたすると嬉しい。」
一番面白いのは幕の後ろ。
大きな鍋、オーブンがあって、焼いたりする音がしている。
作り方にはこだわっている。
例えば、ケラチンを残すため人参を別に炒める。
パンを保存する場所、肉と魚を切る場所、野菜の加工場所、すべて決まっている。
一番大事なのは甘いパンを作るところ。
自家製パンは毎日出ている。朝と夜。とても人気らしい。
ちなみに不景気の影響は全くなく、すべての材料はロシアの農家から仕入れている。
メニューには必ず野菜のスープがある。
断食のときはとても大事。
ベジタリアンでも食べるものがいつもある。
今までベジタリアンが現れたことないけど。特別な日には普通の食事にりんご、お菓子、クッキーも加わる。
自由時間にコーヒーやお茶を飲める。そのために5700以上のティールームが設けてある。
メディカルサービス担当少尉タチヤナ・ムラヴィエヴァ:
「以前の食事と大違い。美味しくてきれいできちんとしている。いつも新鮮な野菜がある。医学的にもそのほうがいい。新しいシステムを7月に取り入れたが、それ以来、腸の感染症がなくなった。私自身もここの料理が好き。料理一つ一つの味見を必ずする。今まで、兵士がなにか文句があって、「あなたはあれを食べないから分からないでしょ?」と言い張ってたが、今はスプーン1杯でも必ず味見をする。」
baluuu
白熊の肉はどこ?
俺の時代には毎日白熊のサーロ(※脂身の塩漬け)があったよ。
それを溶かしてセーチカ(※穀物のカーシャ、カーシャはおかゆ)やオオムギにかけていた。
admiral7870
ちょっとうらやましい。
これは特別にいい連隊だけど。
俺の軍隊時代の飯は思い出すだけでぞっとする。
sanput
デザートにかわいいコックさん
taricc
この方向がいいと思う。
このままいくと、軍隊に応募しなければいけなくなる。
「ちょっと軍隊関係の知り合いいない?行きたいんだけど」
なんてね
Verten
今の兵隊はよかったね。
80年代頭の軍隊の飯を思い出したくない。
食堂の責任者も外人で、ある日玄関でサワークリームをぱくったの見つかったが、
首にならなかったし全然なにもなかった。
必要な人と分けていたのかな
Sidri
すべての連隊がこんな感じだったらいいけど。
皿にくっついた青っぽいカーシャを思い出すだけでびくっとするわ。
planktonina
アネクドート思い出した。
ロシア人とアメリカ人の中将が話している。
アメリカ人:「アメリカの兵士が1日に食べるエネルギーは5千キロカロリーだ」
ロシア人:「ウソだろ。一回でルタバガ(※カブラ)をバケツ2杯食べられないよ。」
OcBaJlbD
ありえないランチだちくしょう
sniper1976
セーチカはどこだ?
セーチカのスープも。
ニシンの塩漬けを焼いたものとか偽お茶とか?
ldanila
俺は身長185センチで57キロの体重で軍隊に行った。
戻ったら82キロだった。
セーチカ、キャベツ、パン3切れを食べさせられていた。
こんなダイエットだとうんこするの疲れる。勤める時間が無くなっちゃう。
俺はDON100に行ってた。
あそこの食堂ではこんなバイキングは無理だと思う。
飯を出しているコックが、兵士が余計なものをとらないように、必死に見張ってた。
drug04
おいしそうだけど…、このままいくと、 遠征のときに携帯トイレを持ち運ぶことになりそう。
今はベッドに朝ごはんくらいの豪華さ。怠け者になっちゃう。
軍隊は軍隊で、つらいことを乗り換える時期のはずなのに。
俺は1979年に軍隊から帰ってきた。
Levv
食べ物で誘惑しようとしているの?いい試みだ。
入るときにメニューを見せてくださいよ~
W1n
うそっぽい。
バイキングと軍隊の食堂って合わないものだと思う。
写真の女の子だって毎晩ジャガイモを風呂5つ分皮むきして、
毎日何回も数千のフォークを洗うのがつらいと思う。
1норд1
軍隊というよりリゾートだね。
つらいこととかはどこだ?
見るのもいやだ。軍隊じゃなくて幼稚園じゃんか。
Неждалигады
ある人が魚のアレルギーだった。
子供のころからのあだ名はニシン。
軍隊に行ったら、アレルギーであることを伝えて、魚を食べなかった。
でもある日、さっき魚に使っていたスプーンで作ったジャガイモのピューレが彼に出された。
すぐ反応して延命治療で治ったが軍隊を中退。
ЧикиБрики
臭素はどこに入れているのかな。
Урхан
本当だったら嬉しいけど、かなり怪しい。
ここだけ見せかけじゃないかな。
バイカル湖あたりとかチェリャビンスクあたりでもこんな料理が出るとは思えない。