普段は一般的なベラルーシの女子大生なのですが、7月になると大型コンバインを乗りこなし、父親と一緒に小麦の収穫作業を手伝う女の子の記事を紹介したいと思います。
以下翻訳です。
小麦姫： 文学部の学生－農家
Пшеничная принцесса: студентка-филолог-хлебороб
ナタリア・ヴラコレンコさんは
年に10ヶ月間大学に通い、ネイルをして、SNSに写真をアップし、ディスコに行ったりする。要するに、普通の女の子の人生を送っている。
しかし、7月になると全国で小麦を収穫する作業が始まり、彼女の日常もがらりと変わってくる。
その時期になると彼女は父親といっしょにコンバインに乗って、畑に出る。今年は4年目で、毎年1000トン以上脱穀する。
「4年前、父が助手にならないか聞いてきたらOKした。」とナタリアさんは述べている。
OKを出したのは、できると自信を持っていたからである。
高校時代の実習の時、美容師、売り子などの職を習う選択肢があったが、あえてトラクターの運転免許をとった。遺伝だと冗談交じりで話している。
「父は畑仕事を25年も続けている。軍隊から帰ってきてから、小麦を蒔いたり収穫したりしている。しかも父がコンバインの助手になったのは10歳の時。私は17歳のときから始めたから遅い方だ。」
と彼女は笑う。
父親のアレクサンドル氏は娘を誇りに思っていることを隠さない。
今まで男の助手と一緒に働ければいけなかったが、彼らはあまりよくなかった。
「俺の血がつながっているからね。一番親しい人なんだ。自分のように信じている。頼りに思えるから仕事もはかどるんだ。」
父親はやはり彼女のことをかわいがっている。しかし、やるべきことはちゃんとやらせる。
「一日のスケジュールは、5時に起きて、露がなければ6時頃出発。家に帰ってくるのは夜11時。シャワーを浴びてベッドまで辿り着くのに精一杯。次の朝もその繰り返し。こんな感じ毎日。休みはなし。」
天気予報によると、外は34度くらい。しかし太陽の光で暖まった車のそばにいると、もっともっと暑い。50度近くだ。穀物を均一にするため定期的に上に登らなきゃいけないが、そこっはもっと暑い。
埃まみれになって、鼻、目にもホコリが入って痛い。アブもうざくて仕事が大変だ。
でもつらい思いをする甲斐がある。去年一ヶ月半で彼女は1200万ベラルーシルーブル（約1000USドル）儲かった。
カメラを買って、服を買う分もまだ残っている。父はその倍儲かる。月給のように考えれば大きなお金だが、ヴラコレンコ家では使い方が違う。
「子供のために学校で必要なものを買って、家を修理して、残りは貯金。冬は仕事がないからね。」
その時、機械の前方で嫌な音がした。強くないけど頑固な音。穀物をうける胴が壊れた。こんな故障だと畑ではなにもできないので修理できるところまで行く。必要な部品が届くまで待機。
コンバインの故障は世界一嫌なものだ。
1時間でも閑暇が辛い。アレクサンドル氏はゆっくり修理の準備をする。娘もそばにいる。
彼女は自分の村が大好きで大学卒業したら必ず戻ってくると言っている。
「この村が大好き。若い人ってここから大きな町に移ろうとするけど、私はここで満足。卒業したら学校でベラルーシ語の先生をする。夏には小麦を収穫してね。」
故障のことを何故かお母さんも知った。お母さんは友達の誕生日パーティーに行く予定できれいなドレスを着ていたのに、そのまま自転車に乗って家族の応援に駆けつけた。
彼女だって長年夫と一緒に働いてきたからコンバインの問題についてよく知っている。丁度部品も届いた。
余計な言葉もなく、女性たちが道具を持って修理している。30分後にはまた作業ができる。
お母さんは安心して誕生日パーティーへ行った。
ナタリアとお父さんはまた畑に戻る。でもまずは晩御飯を食べなくては。
晩御飯はもちろんインスタントラーメンではなく、ちゃんとした食べ物。
この女性がケチらずにご飯と肉を大盛りにしてくれる。
ホコリだらけの畑に行きたくないが、仕方ない。
「晴れている日に働かないと。明日はどんな天気なのか分からないからね。今年は豊作だし。だから頑張らなきゃ。」
と、父アレクサンドルが娘にウィンクする。
Котослон
ベラルーシにはいい女性がいるね！
Facebookに自分の写真ばかり載せているアホ女とは違うね。
お父さん、尊敬するわ。
Логика
いい妻ほしい人、いる？
早く集まれ
Omog
いい女の子だね。きれいだし、働き者だし。
errorka
いいね！
pashkagrdn
アヒル口の女と違うね。良い子だ。
Dixi13
こういう女の人って走っている馬も止められるし、ボルシチも作ってくれる。
いい妻になるね。
Infrtn
ナタリアやるね！
Supets
なんていい子だ！この地球に生まれた甲斐があるね。
Augmentin
いい記事だ。ありがとう。
パンの貴重さを改めて実感した。
iriska74
真の姫様だ。
飾りばかりの人と違うな。
写真がとてもよく雰囲気を伝えてくれる。
bulec
若いころを思い出した。
16歳の時に俺も助手として働いていた。
朝から夜まで。いい時代だったな。
Bona25
ベラルーシだね。
女の子が良い子だ。
こういうグラマーに汚れていない女の子ってベラルーシにしかいないかも
Кудлатый
良い子だね。
最近ベラルーシにもアホな女が増えているけど。
男の人もホモみたいな格好しているし。
JIuCa
幸せな家族。
みんなで働くのが楽しいって素敵だね。
krugerror
こういう人ってすごいね。
大きな町に逃げないで、生まれた村に残って それを盛り上げようとしている。偉い！
AlexDLM
良い子だ。結婚したい。
Exmilint
だれだかわからないすごくラッキーだね。
こんな奥さんがもらえる人がいるなんて。
両親もちゃんと育てて偉い。
yaplakal.com/forum2/topic871645.html
