ロシア人の語る日本の教育方法、「コーカサス教育」に似ているらしい

日本の教育についての記事を紹介します。

ここに書かれている日本の教育方法と同じようなものがロシアにあり、「コーカサス教育」と呼ばれているらしいです。

 

 

以下翻訳です。

 

日本の教育

Правила японского воспитания


 


5歳まで神、15歳まで奴隷、15歳上は友達


日本人から習うべきことがたくさんある。日本の教育法もとても興味深い。「イクジ」と言い新しい世代を育成する哲学的なものである。

 

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子どもと母の一体化

 

母性を「アマエ」と呼ぶ。翻訳しにくいが、「甘える」という言葉から来ている。

 

伝統的に子供を育てるのは女の人である。もちろん21世紀に風習が多少変わって女性が家事ばかりするのではなく勉強、仕事、旅行等をしたりしている。

 

しかし母になると決めたら完全にそれに集中しなければいけない。子供が3歳になるまで仕事に戻らないほうが良いとされている。おじいさんおばあさんに任せるのもよくない。女性の使命は母であることで、自分のするべきことを他人に任せないことになっている。

 

1歳まで母と子供はほぼ一体化している。女性がどこへ行っても、子供もいつも一緒にいる。ベビースリングが日本に現れたのはヨーロッパよりずっと前で、デザイナーたちが様々なデザインを開発している。

「アマエ」は自分の子供の影である。常に肉体的と精神的につながっているので母の権威が大きなものとなる。日本人にとって自分の母を傷つけることよりひどいことはない。

 

 

 

子供は神

 

イクジによると、5歳まで子供は神様である。何もかも許され、怒られず、しつけもされない。「だめ」「よくない」「危険」という言葉は存在していない。自由に周りの世界を探検できる。

 

欧米の人から見れば、甘やかし過ぎで、コントロールの無さ過ぎ。しかし実際は日本の方が両親の権力が強い。何故かと言うと、その権力の基になるのは次のようなものである。

 

  • 自分の例
  • 感情への問いかけ

 

1994年、日本とアメリカの教育の違いについて調査が行われた。アズマヒロシ氏が両国の母親に、子どもと一緒にリングさしを組み立てるようにお願いをした。日本人の母親は先ず自分で組み立てて見せて、子供を同じように組み立てさせた。間違えたらまた見せた。

 

それに対してアメリカ人は、まずどのようにするのかを説明し、そのあと一緒に組み立てた。

 

 その差をアズマ氏は「教示的」と呼んだ。子供に言葉を使ってではなく行動で教えるということである。

 

そして、小さいときから気持ちに気をつけながら生きることを教わる。自分の気持ち、他人の気持ち、物の気持ちまで。熱いコップに触っちゃ駄目と言わないで、触ってやけどをしたら母親が謝って自分もいかにも傷ついているか言うのだ。

 

も一つの例。子供がおもちゃの車を壊す。アメリカ人やヨーロッパ人はおそらく、買うのにいかに頑張って働いたかなどと叱る。日本人は何もしない。ただ「車が痛いよ」と言うだけ。

 

というわけで、5歳まで子供は何をしてもいい。それによって「私は良い子で、自分の親が好きで、礼儀正しい」という自分のイメージが作り上がる。

 

 

 

子供は奴隷


5歳になると厳しい現実にぶつかる。守らなければいけないルールがたくさんでてくる。

 

日本の社会は集団的である。自然と経済的状況が日本人を一緒に暮らさせて一緒に働かせた。お互い助け合い、みんなのために頑張れば米もたくさんできて生きることができるわけである。だから集団意識ができて、「家」というシステムができた。

 

社会の重要さが第一であって、人間はその複雑な組織の中の小さなネジにすぎない。人の間に居場所が見つからなければ人間失格。

 

だから5歳から集団の一部であることを教わる。「こんなことをしたら笑われるよ」と。社会に受け入れてもらえないこと以上に恐ろしいことはない。だから子供が自分勝手なことを犠牲にすることを早くから覚える。

 

幼稚園の先生(因みによく代わることになっている)は教師というよりコーディネーターである。例えば、子供をグループに分けて何か課題を出すときに、自分の分をするだけではなくグループメンバーのできも確認するように指示する。

 

日本人の子供の大好きな活動はチームスポーツ、リレー、合唱。

 

お母さんへの執着も集団の規則に従わせる。なぜかというと、社会のルールを破れば母が落ち込むから。自分だけではなく、母に恥をかかせることとなる。

 

だから5歳から10年間、集団の一部になって集団の中でうまく動くことを覚える。それによって集団意識ができて社会責任感が生まれる。

 

 

 

 

子供は同位

 

15歳になったらほぼ完成した人間であるとされている。その後は自己意識やら暴動行為の短い段階になるけど、15歳までの基礎が壊れない。

 

「イクジ」は教育の変わったシステムである。少なくとも欧米人から見たら。でも長い歴史の中でちゃんと働いているし規律正しい国民を育てている。

 

 

 

 

 

 

 

 

Алиса Панкратова
日本の文化を見ると、やっぱり習わなきゃと思うが、

 一方、子供には社会に依存してほしくない。

 独立していることはどこが悪いか分からない。

 日本人のような子供だったら欧米社会で使われっぱなしになってしまう。
個人的な意見にすぎないが。

 

 


Колобанова Агата

 >
Алиса Панкратова

だったらうわさ話ではなくて本当に文化を見るべき。

  記事のような教育法は90年代まで「コーカサス教育」と呼ばれていたよ。

 

 


Elestren
自閉症の子供に対してどういう態度をとっているか気になる。

 現在、ヨーロッパで二人に一人くらいが自閉症らしい。

 そういう子供って社会化できないから。

 

 


Ксюша Такая
「欧米人はどうするか」って何もしないよ。

 子供って周りの世界を体験していって必要だったらものを壊したりする。

 だれも叱らないししつけもしない。事実を変えているよ、著者。

 

 


figura

Ксюша Такая

いやいや、一般化しないでください。

  お茶をこぼしたら殴られたり、アホとか言われたりする家族を見たことあるよ。

 

 


Ксюша Такая

 >
figura

ひどい (:

 

 


figura

 >
Ксюша Такая


実はそういう家族がおおいんですよ。

 

 


Ксюша Такая
ソ連でもそういうやり方を使っていた。

 おかげでバカで変な人が育ってしまった。

 こんなやり方で育てるのに日本に住んでいて日本人でなきゃいけない。
真似をするのにいいかどうかも疑問。ロボットを育てるのはなんの意味がある?

 

 

 

Колобанова Агата

 >
Ксюша Такая


その通り!

  日本でもコーカサスでもこんなアホなやり方をだれも実施していないよ。

  頭のおかしい人を育てる確実なやり方だ。

 

 


Ксюша Такая

Колобанова Агата

私はコーカサスで育ったが、そこは子供が5歳までではなく一生神様だ。
でも私はロシア人の家族で育ったから神様の段階がなかった。

  奴隷の段階しか覚えていない

 

 


Pavlik Voynalovich
その後は自己意識やら暴動行為の短い段階になるけど、15歳までの基礎が壊れない
この段階で自殺の割合どのくらいかな。

 

 

Ururuty
だからあんなに自殺率が高い。

 本当に習うべきことが多いなあ。

 

 


Ксюша Такая

 >
Ururuty

因みにロシアとあまり変わらない。

  ロシアも日本も自殺率の高い国である。

  100000人に20人以上が自殺する。

 

 


Green_Cat
そしてこの子供たちはロボットになる。

 一日20時間働いて、すごく小さな部屋に住んで、休みの日はカラオケかゲーム・・

 

 


Каюмов

 >
Green_Cat

そうだね、ちゃんとしたロシア人みたいにマンションの玄関でビールを飲めばいいのにね。

 

 

 

 

 

Правила японского воспитания

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