日本ではあまり馴染みのない、ロシアのファストフードチェーンを紹介します。
じゃがいもやブリヌイなど、日本ではあまり馴染みのない料理のチェーンが人気です。
けっこう美味しいので日本でも流行ると思いますがどうでしょう?誰か作って下さい。
以下翻訳です。
«Русское бистро», «Теремок» и «Ростик’с»:, пять историй русских фастфудов
ニキータ・ミハルコフ監督とアンドレイ・コンチャロフスキー監督がファストフードチェーンをつくろうとしているニュースをきっかけに、今までロシアで作られたファストフードのチェーンについて見ていこうと思った。
4月9日に、ミハルコフとコンチャロフスキーは国全体のファストフードチェーンを作ることにした。
その名前は、「Едим дома!(家で食べよう)」。
多少矛盾している名前のチェーンだが、その顔となるのはコンチャロフスキーの奥さん、ユリヤ・ヴィソツカヤ。
予定としては、Kulinariya形式(※予め完成している料理を選び注文する形式の安食堂)のチェーンで、30~40%の食べ物は地元の食材で作る。
プーチンに協力を要請する手紙を送ったらしい。
送ったその日の夜、早速会議が開かれこのプロジェクトに協力することが決まった。
初期費用の3割をインベスターが出し、残りの7割は銀行が出してくれる。
これを聞いて、今までの5つのファストフード店がどうなっていたのか見て行きたいと思った。
「Русское бистро」 沈んでしまったプロジェクト。国の協力大きかったのに。
このチェーンはマックと競争できるような店として1995年にオープン、これは国のアイディアだった。
最初の店はトヴェルスカヤ通りにできた。メニューはロシアの伝統料理の数々。ピロシキ、ペリメニ(ロシア風水餃子)、クワス(黒パンを発酵させた飲み物)などなど。
国がどのくらいのお金を投資したか、メディアによって考えが違う。
『Российской газеты』によると、250万ルーブル、『Бизнес-журнала』によると、1560万。しかもこれは最初の2年間だけ。
しかし、マネージメントの間違いなどによって、まったく成功しなかった。
2000年に店は全部で37店舗あったが、平均客数は1日350~400人だった。
(マックは当時1日1万~1万5千人、Ростик’сは7千人だった)。
2000年の頭にメニューにウオッカが出てイメージが悪化した。
2005年「Арпиком」という会社が「Русское бистро」の一部を買いたいと打診して気が取引は成立しなかった。現在、このチェーンは消えている。
「
Ростик’с
」後にKFCに買収された
Ростик’с
」後にKFCに買収された
「Ростик’с」最初の店舗はグム百貨店(※赤の広場にあるロシアを代表する百貨店)にできた。
コンセプトはKFCのパクリだった。
1996年にオムスクにも店舗ができ、1998年にはモスクワにもフランチャイズ店ができはじめた。
2003年には全国で40店舗。
2005年にРостик’сとKFCはパトナー契約を結び、2010年にKFCはRostiksを全て買い取り名前も変えた。
「Теремок」マクドナルドとサブウエイの敵
Теремокというブリヌイ(※ロシア風クレープ)チェーンは成功例の一つである。
1998年、ゴンチャロフというビジネスマンがヨーロッパを旅行して、パリとロンドンでクレープ屋の人気に気づいた。
それでいろいろな中身のはいったブリヌイのファストフード店をつくろうと考えた。
1999年に地下鉄アエロポルト駅のそばに売店が現れ、次第にチェーンも広くなった。
Теремокは品質を重視していて、旨味の人工的な成分を入れず、本物のスパイスを使ったり、スープを本当に作ったりした。(それ以前のファストフードのスープは粉のインスタントのもの)
今はモスクワとペテルブルグだけではなく、クラスノダール、スルグト、チュメニにもある。
全部で250店舗あり、サブウエイ、マクドナルド、バーガーキング、Крошка-картошкаとともにファストフード・トップ5の一つである。
「Крошка-картошка」 もう一つのファストフードジャイアント
1998年、ビジネスマンのアンドレイ・コノンチュクとヴィタリー・ナウメンコがモスクワでКрошка-картошкаのケータリングカーの店舗をオープンさせた。
メニューの基になるのは、ロシア人のおなじみのじゃがいも。
これにいろいろなトッピングを入れる。
2001年にフランチャイズ店が現れ、2003年に固定店舗ができた。
今ではКрошка-картошкаはロシアの成功したファストフードのトップ5に入っている。
全部で300店舗が各地にある。
「Робин Сдобин」 ローカルな店の成功
Робин Сдобинの最初の店は2000年ヴォロネジでオープンした。
サンドイッチ、パン、コーヒーを提供する店だ。
一年後、チェーンができた。2012年にはすでに街中に150店、フードコート内に4店舗、カフェ4つを持っていた。
メニューは、パン、ハンバーガー、サラダ、スープである。
2012年の利益は140万ルーブル。2013年にタンボフとボリソグレブスクにも店が完成し、これから南の方に広がる予定があるらしい。
これらのストーリーを見ると、方針がちゃんとできていれば、成功はあり得る。
コンチャロフスキーは、品質がよくお手頃価格の食べ物を提供したいとインタビューで述べた。
まあ、Русское бистроも、品質のよくてフェアな食べ物のカフェとして始めたし、政府の協力も大きかった。
Lenuslik
ブリャートでボーズ屋が人気。ブリャートの伝統料理ボーズを作る店。
そういうチェーンをつくるといいかも。
※ボーズ:ブリャートの伝統料理の一つ。小籠包のような食べ物。元々はモンゴル料理。
flu
Теремокは美味しくて素敵だけど値段が・・
mamiya
>flu
ロシアはい
つもそう。
つもそう。
人気が出たら、値段が上がるか質がおちるか。
マックなんかは、ルーブル安くなってから値段を変えていないよ。
trummy
крошка -картошкаはダメになった。おいしくなくなった。
サンドイッチもまずいし。
Теремокは値段がひどい。ちょっと食べるだけでも500ルーブルくらいとられる。
Stardogは最高!美味しくて高くない。
alpato
スピルバーグもオバマにお金をお願いしているらしい。
ファストフードのチェーンを作りたいって…
Чайники
本当に大きなチェーンはこれだ。右に出るものはない。
Habble
Теремокは最高。よく行くよ。
игорь1971
モスクワ大通りの古い店
ピロシキ屋
Riffraff
Крошка-картошкаは最低。
店が出来たばかりのころのじゃがいもは本当に大きかった。
本当に大きくて、一個食べただけでお腹いっぱいだった。
Nikolas85
ペリメニ屋バンザイ!
alex1i
Теремокは本当にいいけど、値段はね…
例えば、Nutella入りのブリヌイは、ジャム入りのブリヌイより60ルーブル高い。
Nutellaを大さじ1くらいしか入れていないのに、Nutella1パックの値段で売っている。
Старинов
俺は、ペテルブルグのШтоллеというパイとピロシキのチェーン店が好き。
すごく美味しい。
yaplakal.com/forum18/topic1087040.html