人生は作り話よりずっと面白い。ロシア人が話す人生をちょっと明るく楽しくする話を紹介します!

ロシア人の身に起こった実際にあったちょっと面白い話等を紹介した記事です。

人生をちょっと明るく楽しくする話の数々。

 

以下翻訳です。

 

 

盗み聴き

Подслушано

 

 

 

人生は作り話よりずっと面白い。
不思議で、素敵で、面白いことが毎日起きている。時々その話をせずに入られない。だからそのためのサイトが作られ、2014年の頭、そのサイトに載っていた話を集めた本が出版された。

それらの話は様々で、楽しい話、悲しい話、優しい話も。でもほとんどが人生をちょっと楽しく明るくしてくれた話が多い。その刺激を受けてこの記事を書くことにした。みんながみんな、何か秘密を抱えているのではないでしょうか。

 

Про добро

善意について

 

 

地下鉄から外に出る。おばあちゃんがソリを引いているのが見えた。

ソリの背もたれを後ろから女の子が掴んでいる。

なぜ乗らずに後ろを歩いているのだろうと不思議に思い、ソリをよく見ると、ソリに猫が乗っている。

ふわふわで偉そうでブランケットに包まってい

 

 

 

1014歳くらいの男の子たちが30分くらいマンションの前でアンドリューハを呼んでいた。

みんなで悪口を言いながら呼んでいた。タバコを吸っている子もいた。

明らかにいじめるために呼んでいた。やっと3階のガリ勉のアンドリューハが現れた。

不良たちが彼に「誕生日おめでとう」と言って抱いたりプレゼントをあげたりした。

こころをこめて。

 

 

 

今日マルシュルートカ(※もとソ連圏諸国でよく見られる、乗合タクシーに似た小型の乗合バス)に乗っていたら、バス停で女の人が乗ってきた。

彼女が代金を払おうとすると運転手が、

「リダ、こんにちは!お金要らないよ。」

少し間を置いて、

だってあなたは中学校でカンニングさせてくれたからね。」

 

 

 

家のマンションに住んでいるあるおばあちゃんが、いつもマンションの入り口の前のベンチに座っている。

不良が通ると、その不良の帽子をちゃんとかぶせてあげている。

耳が冷えないように。

 

 

 

駐車中、映画を見ていたらホームレスが寄ってきて、自分の生活や持ち物について話し始めた。気の毒に思いタバコを一箱あげた。次の日に同じ場所にいると、また同じ人がやってきて来て封筒を手渡し、「家で見て」と言い去っていった。

封筒の中には車の中で映画を見ている俺のスケッチが入っていた。

ものすごく上手に描いてある。

その日から毎日あの駐車場に夜の間停まってその人を待っている。

感謝を示したいし援助したい。才能があるのに、もったいないから。

 

 

 

俺の弟は人嫌いの29歳のプログラマー。

彼がまだ2歳の時にもらったぬいぐるみの象があるけど、そのぬいぐるみはいつも彼のベッドの上に置いてあった。

母がもう汚いしボロボロだから捨てようと言ったら、弟が象をサイドボードの中に移動させた。

今はサイドボードの中は象の部屋でブランケットとお皿まで置いてある。

弟以外、家族のみんなは触っていけない。

 

 

 

 

О странностях

不思議なことについて

 

 

私の名前はサーシャ。

彼氏もサーシャ。

おじいさんもサーシャ。

おばさんもサーシャ。

おばさんの息子もサーシャ。

その息子に息子がいて、やはりサーシャ。

私にもし子供ができたらワーシャと名前をつける。飽きた!

 

※ロシア人の名前アレクサンドル(男)、アレクサンドラ(女)、両方とも愛称系は「サーシャ」。

 

 

 

冬は人に変な影響を与えている。

さっき窓の外で誰かが大きな雪だるまを作り終わった。

1時間ぐらい丁寧に作っていた。

作り終わると雪だるまの周りを踊り飛び跳ね、雪の上に倒れて、1分近くじっと寝そべり、そして起き上がって向こう側の建物に入ってしまった。

夜中の2:53。

これから窓の外をもっと見ることにしよう。

 

 

 

 

О жизни

人生について

 

 

ホームパーティーでおばあちゃんにテキーラを勧めた。塩、ライムを入れて。

おばあちゃんはウオッカの方がいいと断った。

そして今日おばあちゃんから電話があった。

「緑色のレモンを買ったからテキーラを持って遊びに来て」って。

 

 

 

誰にも言わず外国へ遊びに行った。

「どこにいるの?」と電話がかかってきたら帰ると決めた。

1年間経ったがまだ外国にいる・・

 

 

 

猫を動物病院に連れて行った。

人が多くて並んでいる。

でも70歳のおじいちゃんが現れるとみんな感動してニコニコし始めた。

何故かと言うと、ミトンの中に入れた生後4週間の猫を持ってきたから。

 

 

 

私は授業が朝8時から。

毎日学校へ急いで遠回りしないように柵を越えてて行く。

髪の毛などがグチャグチャになってぎりぎり教室に走りこむ。私は教師である。

 

 

 

私のおじいちゃんは73歳。退職している。

私のノートPCを見て、同じのを買いたいと言い出した。

やめたほうがいいと家族みんなで言ってたが、彼は頑固でどうしても欲しいって。

私に教えてもらえると思っていた。私は4ヶ月間教えていた。

おじいちゃんは一生懸命に聞いて、ノートをとってた。

今は誰よりも上手にパソコンの電源をつけることができる。

 

 

 

 

Про мечты и счастье

夢と幸せについて

 

 

人はみんな同じ顔をして生まれてほしい。

そして行為によって顔が変わっていくと。

いいことをしたら、きれいな目とか良いスタイルをもらえる。

誰か傷つけたら、鼻が長くなって足が曲がっちゃうとか。

根拠のない見た目ってよくないと思う。

 

 

 

自分の統計を見られれば面白い。

例えば、地下鉄で何人にハンサムだと思われたか。

何人のハートを射止めたか。

何人が自分を羨ましがるのか。

何人が友達になりたいとか。

 

 

 

僕の妻が妊娠中。

他の男と違って、僕は娘がほしい。

優しくていい女を育てて、僕が集めたポニーのコレクションをあげたい。

 

 

 

冬。

寒い。

暗い。

でもいいこともある。

雪。

雪って凍った水でしょ?

だけど、その水はどこから来たのか?

実は家の前にカリブ海の一部があって、フィリピン諸島の海を通って学校へ向かっていくと想像してみると、暖かく感じるようになって気分も明るくなる。

 

 

 

自分の家が欲しかった。

今年その夢が叶った。

自分の家に引っ越したがお金がなくソファとテーブルしか買えなかった。

毎晩テーブルの上に座って、家の前で拾った犬と一緒に窓の外を見ている。

最後のお金で犬に餌を買って、ここ三日間食べ物がないのにそれでもやっぱり幸せだ。

 

 

 

 

О провалах

失敗について

 

 

シャンプーがなくなったけどもう夜で店が閉まっている。

でも汚い頭も嫌だ。

ネットで調べたら、卵でシャンプーを作れると書いてあった。

その通りにやって、髪の毛につけてお湯で流し始めたらその卵がゆでたまごになってしまった。

朝まで髪の毛から卵を出していた・・

 

 

 

私は足が曲がっていて、鼻がきれいじゃないし胸も小さい。

なのにここ3ヶ月で11人の男の子が付き合おうって言ってきた。

花とチョコもくれるし、一生の愛だと言っている。

今、母とそのチョコを食べながらお茶を飲んでいる。

ところで私の母は軍委員会で健康診断の医者をやっている。

 

 

 

今年から学校で制服を着ることになった。

女の子のは黒いドレスにエプロン。

あいにく、両親と海へ休みに行っていて、帰ったころには専用の店でもう売り切れていた。

だから私はセックスショップのドレスを着ている。

 

 

 

 

 

 

 

Жанетта
いいね!
自分の思い出も話そう。


バーニャ(※ロシア風サウナ)のシャワー室で蛇口が駄目になって、

 お湯がすごい勢いで漏れている。

 サウナ室に入ってまた出たら蛇口のところで男性が修理していた。

 恥ずかしがっているようで頭を上げない。

 かわいそうに。裸の女が周り歩いていて笑っているが、彼は黙っている。

 新入社員でまだ慣れていないかなと思った。
タオルを体に巻いて休憩している。

 近くでスタッフが話している。
「水道技師って最悪!なにかあってもすぐつかまらない。」
「なんで?ほら、来ているじゃない?」
「この人、技師だと思っている?これ男性バーニャの客だよ。」

 

 


0mich

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 人が嫌いで気分の悪い時に読みなおそうっと。

 

 


Любовь Колосницына

人はみんな同じ顔をして生まれてほしい。

  そうなったら人はその利益のためにいいことをするんじゃない?

 

 


Алина Шмидт
 アネクドート(※ロシアンジョーク)思い出した。

 女性が夜の地下道を歩いている。灯りが少なく薄暗い。

 男が向こうから抱きしめようとしているかのように手を広げて歩いて来る。

 女性がハイヒールの靴を脱いで男性へ投げた

 割れたガラスの音がして、男は、

 「畜生、もう3回目だ。ガラスを持ち帰れないじゃないか」

 

 


kattirina

早足でスーツ姿の男性が電話で話しながら歩いている。

 黙って相手の話を聞いて、突然、

 「お前、日の出を見た事ある?それと同じだが緑色だ。」
1年前の話だけど、未だ何のことなのか気になる。

 

 


Алина Шмидт

失敗の話。

 まだソ連時代で、携帯がなく、公衆電話がたくさんあったころ。

 友達の女の子が遅くまで彼氏と散歩していて、

 バスに乗る前にお母さんが心配しないように電話しようと思ったらしい。

 周りを見渡したら薄暗い中にぼんやりと建物の壁についている電話がみえた。

 彼氏が、「きっと壊れている」と言う。

 壊れているか壊れていないか賭けることにした。

 負けたらスパークリングワインをおごる。
彼氏がバス停に残って、彼女は電話の所へ行って見てみると受話器がない。

 でもスパークリングワインを買いたくない。

 ためらいもなく受話器をとってお母さんと話しているふりをする。

 終わって戻ろうとして振り替えてみると後ろに電話を使いたい人が3人並んでいる。

 前に並んでいた男性がそれを見たてすごく笑った。

 

 


T-Rain Electra

妻に電話をした。

 充電がないから途中で切れるかもと言って、すごく面白い映画の話をし始めた。

 ストーリーを話して、特に面白い場面を話して、

 「どう?面白いだろ?」と聞いたら返事がない。

 電話を見てみると、電池がなくなって消えている。

 充電してまた妻に電話をかけて、どの辺りで切れた?と聞いたら、

 「なんか映画を見た」って言ったところだって。

 だから俺は40分くらい自分に映画の話をしていたことになる。

 

 


Игорь
おじいちゃんとノートパソコンの話は残念だね。

 俺は母にノートパソコンをあげたが、彼女は75歳なのに喜んで使っている。

 

 


Rano Turaeva
「象を触ってはいけない」って感動した。

 

 


krimskiy
ありがとう、気分がよくなった。

 人生に気づかないが面白いことってたくさんあるね。

 

 

 

 

Подслушано

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