以前、モスクワの怪しいスシ屋で怪しいスシを食べた記事を書きました。
あのスシも凄まじかったのですが、今回はロシアのスーパーで売られているスシを紹介しようと思います。
関連記事:モスクワにある日本(風)料理屋で怪しいСУШИ(スシ)を食べてきた
現在ロシアのレストランにはどこもかしこもスシ、スシ、スシです。
日本食レストランでなくともスシを提供しています。スシを出さない店は怠けてると思われるとか。
ムームーという有名なロシア料理のチェーン店があるのですがその店でも最近はスシを置き始めたくらいです。
この様にロシアの街中にスシがあふれているのですが、どの店も質はお察しの通り残念なものが大半です。前回の記事のようにとんでもないものもあります。
さらにスーパーマーケット。ロシアのスーパーにも日本のスーパーと同じようにお惣菜コーナーがあります。色々と美味しそうなものが並び目移りしてしまうのですが、レストランと同じように最近はどのスーパーにもパックのスシが置かれています。
モスクワ滞在中に何度かチャレンジしようと思ったのですが、「これは食べたらダメな物」と危険なオーラを察知してしまい体が動きませんでした。
そんなこんなで帰国して数ヶ月経った先日のこと、ロシアの友人からメールをいただきました。
「スーパーのスシにチャレンジした猛者がいた。写真を送る。」
こんな内容の文章と写真が数点添付されていました。
今回はこれを紹介させてもらいます。
まずはパッケージから。
「カリフォルニアロールセット」
値段は150ルーブル(約450円)ぐらいだったとの事。
製造日:2013年5月21日、製造場所:サンクトペテルブルグ。
購入日:2013年5月23日、購入場所:モスクワのとあるスーパーマーケット。
スーパーの惣菜コーナー、しかもナマモノのスシがぜんぜん違う街で作られたものというのに驚きました。因みにペテルブルグとモスクワは650kmくらい離れています。
そしてもちろん、それだけの長距離を輸送すれば時間はそれなりに掛かるもの。すでに作られてから2日も経っています。
2日前のスシ・・・、おそロシア・・・。
そして写真はないのですがパッケージの裏には消費期限が10日と書かれています。
2日どころじゃないです。10日も持つスシ。衛生的に問題なくても保存料的に問題があるに決まってます。
因みに、半紙の上にパッケージが置いてあるのは書道教室でのランチタイムだったからだとか。
それではお待ちかね、中を見ていきましょう。
この毒々しい色!たまりませんな!!
更にアップで御覧ください。
周りの赤いのはトビコ。中はカニカマとトビコ。
トビコで巻いてあるか、海苔で巻いてあるかの二種類。
戻りますが、
右上、これは醤油。
右下、これはガリ。
問題は真ん中。
この写真を見た時、最初これが何か分かりませんでした。
思わずロシアの友人に、
「え?なにこれ?」
と聞いた所、
「スシで緑って言ったら分かるでしょ?」
「え?お茶?粉っぽい…抹茶??」
「ちがう、ワサビだよ!」
ワサビか…
あまりの色鮮やかさに分からなかった。
そもそもワサビは寿司に入ってるものってイメージがあったからね。
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このスシの購入者は私の友人の友人。
本人は日本に来たことがあるそう。
もちろん日本で寿司は食べたことがあるのですが、ロシアのスーパーで買ったのは初めてだったそうです。
味の感想を聞いた所、
「美味しくなかった」
と一言だけいただきました。
見たままですね。
もしロシアへ行く機会があり、胃袋が強く勇気のある方、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
私は・・・
遠慮しておきます。
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