ロシアの20%を占める秘境、ヤクート地方の知られざる姿

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ロシアの五分の一、20%を占めているにもかかわらずあまり良く知られていないヤクート地方についての記事を紹介したいと思います。


以下翻訳です。





Якутия. Неизведанный край

ヤクート、知られざる地域



ヤクートはロシアの5分の1を占めている。
しかし、一般観光客にとってはまだ秘境のまま。
ヤクートは自然も豊かで、文化も食文化も独特である。
ヤクート料理の基本は気候によるもので、とにかくカロリーが非常に高い。寒さに耐えるためである。
しかも、ものすごくおいしい。栄養士の注意を忘れるほどおいしい。
01



タイガのほとんどはグイマツで構成されている。

葉っぱがなくてもさびしい感じがなく、色の微妙なニュアンスがとても美しい。
黄色っぽいところから紫色やピンク色のところまで。
グイマツは太陽が好きで、枝を広く伸ばしているので景色が透かし細工のように見える。
冬は風がないから、枝一本一本が霜で真っ白く、木全体が白い噴水のようになる。
ちなみに、私たちが最近見ていない本物の冬の色と肌ざわりはこういうものであるはずだ。
寒さも、きちんと服を着れば怖くない。
サハ人がものすごく温かく迎えてくれるのでこの土地がきっと好きになる。


ヤクートの大きさは想像を超えている。
3,103,000平方キロメートル!
ガイドブックを見ると、ヨーロッパの国のいくつに相当していのかと掲載されていたりする。
実は、フランス、オーストリア、ドイツ、イタリア、スペイン、ポルトガル、イギリス、スウェーデン、デンマーク、フィンランド、ギリシャ、これらの国をすべて足したらヤクートの大きさになる。
ヤクートの南のほうはモスクワより南だが、気候が地球のどこよりも厳しい。
例えば、地球のもっとも寒いところの一つであるオイミャコンがここにある。
今まででの最低気温はマイナス72度と記録されている。1938年にマイナス77.8度まで下がったという噂もある。
同じように寒くなるのは南極大陸のみ。
(1983年にボストーク基地でマイナス89.2度が記録されている)


関連記事:世界で一番寒い場所。ロシア、オイミャコン村

あまりにも寒くて想像できないけど、オイミャコン村には普通に人が住んでいて、店もあるし、子供たちが学校に通っているし、3月になると全世界から観光客が来る。
私達は慣れていなくて、マイナス35度で目までものすごく寒かった。
なのにヤクート人は笑いながら、
「今年は温かいよ。普段、今頃は40度以下だよ。」
と言っていた。
観光客への人気おみやげは温度計。+40から-72度まである。
+40度というのも実際にある温度で、夏になると30度を超える暑さの日がよくある。
夏は短いけどとても暑くて明るい時期。植物たちがたった2ヶ月で花を咲かせて実を作らなければいけないから。

02



クランベリー、ブルーベリー、コケモモ、クロマメノキ、ブラックベリー狩りに出かけるとき、持っていくのはバケツ。
これらのベリーの一番美味しい食べ方は、ヤクートのデザートのなか。
キョルチェフといって、泡立てた生クリームにベリー味がほんのりついている。
気候が厳しくて、気温差が100度近いのに、植物と動物の種類は非常に豊富。
また、世界で売られているダイヤモンドの4分の1がヤクートのもので、他のものより評価が高い。
神様が地球の上を飛んでいて資源を分けていた時、ヤクートの上で手がとても冷えて、資源をたくさん落としてしまったと言われている。
ヤクートに自然保護区が2つ、自然公園が4つ、資源採集禁止区域は100以上もある。
それらの合計面積は600,000平方キロメートル。
03



ヤクートはヘラジカ、クマ、キツネが非常に多く、オレクマ川周辺にはシカ、東南にシベリアジャコウジカ、東の山にシベリアビッグホーン。
他にもホッキョクギツネ、クロテン、ユキウサギ、マスクラット、オコジョ、トナカイ、ヤクート馬もいる。
シカとウマについては特別な話をするべきである。
シカのお陰で人間が大昔、ロシアのツンドラに住み込み、後にベーリング海峡を通ってアメリカにも渡った。
日常生活、服、美術などの点で、ヤクート民族とインディアンは驚くほど似ている。


現在でもシカは毛皮、肉、若い鹿の柔らかい角の泉である。
柔らかい角の中にはとても大切な栄養成分、アミノ酸、ホルモンなどがたくさん含まれており、貴重なものである。
現在の牧夫は文明から離れているというわけではない。

例えば、Tabaというシカを飼う会社の社長。
小屋の入り口に馬のしっぽからできたお守りがぶら下がっているが、社長はネットも使いこなしているし、本もたくさん読むし、最近出た映画も知っていて、来年水上機を買って観光客を連れてくる予定らしい。
客にこってりしたシカのスープを出している。
他の動物の肉のと違ってミネラル、ビタミンAとビタミンCがたくさんはいっていて、ビタミン不足から人々を守ってくれている。


他にはリノール酸もたくさんあって、アテローム性動脈硬化と発がん性の影響から体を守っている。
一方、脂肪が少ない。
シカ肉のこれらの特徴がノルウェーとフィンランドでも高く評価されており、シカ肉をスーパーで普通に買える。
残念ながら、ロシアのヨーロッパ側の地域ではまったく知られていない。
ヤクーツクでは、ほとんどの飲食店にシカのスープかステーキがある。
シカの肉は脂肪が少ないから、調理が難しい。すぐ硬くなってしまう。蒸し焼きにするのが一番いいとされている。
予めワイン、ハーブ、スパイスにつけておく。
グリルで焼く場合は常に油を付けなければいけない。

04



シカよりも大事にされているのは馬。
ヤクーツクの馬は小柄で、ポニーみたいだ。
見た目も美人ではない。
しかし、ものすごく力強く、世界で一番北に住んでいる馬で、勝手に餌を探すことに慣れている。
冬でも外にいて、自分で餌を探している。
小柄で毛がもさもさ。寒い時期に毛が8-10センチ伸びる。
雪を前脚でどかして餌を探す。一見とても少ないご飯だが、馬は400キロくらいまで太っている。


特に寒い冬に、森の側などに干し草を人間が残す。
学者によると、これらの馬はマンモスと同じころから存在している。
サハの神話によると、世界を作った神様が人間と馬を同時に作ったと言われている。
だから宗教的な行事に古くから馬が参加していたし、人間と一緒に馬を埋めることもあった。

05



Kumys(馬乳酒)は聖なる飲み物であって、幸福と豊かさの象徴である。
大切な客を馬乳酒とパンと塩で迎える。
しかも、馬乳酒を特別な飾りのある容器に入れられる。
ヤクート人ほど馬のつなぎ柱の種類の豊かさを誇れる民族ないかもしれない。
彼らのつなぎ柱は美術品のようで、それぞれの人生の場面で特別な木を使ったり、特別な模様を使ったりしている。
もちろん、実用的なのもあれば、儀式用のもある。
結婚式用、シャーマン用、夏祭り用など。

06



湖と川には釣りの対象魚が40種類くらいいる。
チョウザメ、フナ、カワカマスなどはまだ私達もわかるが、ブロードホワイトフィッシュ、 ネルマ(シーフィッシュ)、 ムクスン(※全てサケ科の魚)、そして釣り人にとって最も価値のある「川の虎」とも呼ばれるタイメン(アムールイトウ)などはヤクート以外では食べられないかもしれない。
国際食関係展覧会でヤクートの魚工場がいつもたくさんの賞をうける。
驚くことはない。魚が自然のなかで育って、自然なものを食べて、とてもきれいだからだ。
スモークは本当の火で行われ、人工的な煙などは使われていない。
しかし、モスクワまで物流をつくるのは難しい。
ロシアのビジネスのやり方が邪魔をしている。
ヤクーツクで魚料理のレシピをたくさん集めたが、モスクワではどうせシベリアの魚を見つからないから、Webに載せるのも意味がない。

07



ヤクートの一番有名なグルメは、ストロガニーナだとされている。
肉か魚をガチガチに凍らせて薄く薄く削ったものだ。
塩コショウをかけて凍ったまますぐ食べなくてはならない。
生の肉が口の中で文字通り溶けていく。
ストロガニーナは人生一度でいいから食べてみるべき価値のある食べ物である!
08






ЛЮБИМЧИК
 ストロガニーナをどれだけ食べたことか。

 一番美味しいと思ったのは、湖でとったブロードホワイトフィッシュのストロガニーナだった。




Gunsss
 ムクスンのストロガニーナは最高。

 切って、塩コショウをつけて・・・

 それ以上なにも要らない。




sany77
 皆さんの味の好き嫌いに同感。




BigMacLay
 美味しそう。

 なにか食べてこよう。




AntonMih
 そこに住みたいけど、耐えられないかも。

 給料はどのくらい?




lushchan71

 こっちはそんな魚いない




Мариконне
 このまえ用事があってトボリスクに行ってきた。

 ストロガニーナ食べてみた。

 今思い出すだけでよだれがでる。




lushchan71
 クラスノヤルスクの知り合いがムクスンを送ってくれたが、

 ロシア郵便に食べられてしまった。




Gunsss
 >
lushchan71 
  夏の試験の時期にモスクワに行ったら、事務室で、

  「ムクスンを持ってきてくれないと成績簿を渡さないぞ」

  と脅された :)




PeleMeShOk
 1枚目の魚はなんでそんなに高いの?




Зеленый74
 >PeleMeShOk

  その魚をまず食べてみれば?

  食べたら、値段もそう高くないと思うでしょう。

  ノリリスクは7年前1キロ120ルーブルだった





mariash
 家をどうやって暖める?




StiplChez
 Lensk市はガス、ヤクーツクも多分ガス。

 ところどころ炭で。

 Mirnyjは石油かな。





Якутия. Неизведанный край

yaplakal.com/forum43/topic1034147.html



関連記事:

『俺の牛小屋はいつもフレッシュ』ロシアで人気のヤクート・ラップを紹介します!

氷点下52度でも元気なヤクートの馬

世界で一番寒い場所。ロシア、オイミャコン村





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