ライブドアブログ、第3期ブログ奨学生コラボ企画第三弾、今回のテーマは「各国の交通事情」です。
各ブログの記事は下記の通り。
ベトナム情報の「べとまる」:
アメリカ情報の「ツカウエイゴ」:
「アメ車から個性派まで!アメリカで見かけたユニークな車18連発」
おそロシ庵では最近モスクワに出現したレンタル自転車について紹介したいと思います。
取材してくれたのはモスクワ在住ロシア人のMurasakitonbo記者。
それではご覧ください。
六月初め頃からモスクワのあちこちでこのような赤い自転車をよく見かけるようになった。
まさか借りられるの!?
と思っていたら本当にレンタル自転車だった。
さて、借りるのにはどうすればいい?
説明を読んでみたらちょっと面倒くさかった。
必要な料金は登録料+実際に使った時間の金額。
登録料はレンタル自転車を使いたい期間によって値段が変わってくる。
1日
100ルーブル
、1週間
250ルーブル
、1ヵ月間
450ルーブル
、シーズン(10月31日まで)
950ルーブル 。
1ルーブル=約3円なので、1シーズン約2850円+使用料金で借りることができるわけだ。
10月31日までというのはそれ以降は雪や凍結で自転車に乗ることができないからだと思う。
さて、早速借りてみよう。
例えば、1週間借りる場合。
まずはこのサイトにアクセス。
左一番上の「РЕГИСTРАЦИЯ」をクリック。
氏名、メールアドレス、携帯電話番号を記入。
借りたい台数、借りる日数を撰択。
登録費250ルーブル(約750円)と前払い料金(少なくとも50ルーブル)の合計金額が出る。
レンタル期間を決め、レンタル規約にチェックを入れると支払画面へ。
クレジットカードの情報を入力。
レンタル料金はこのカードから引き落とされます。
登録が完了すると携帯電話にUser IDとパスワードのナンバーがSMSで送信されてきます。
登録が終わったら外へ。
まずはレンタルステーションへ行こう。
そこにはこんな説明の看板と端末が置いてある。
最初にこのボタンを押しましょう。
次に携帯電話に送られてきたUser IDとパスワードを入力。
自分の乗りたい自転車の番号を入力。
数字が出てくるのでそれをメモ。(この数字は鍵の番号。鍵はサドルの下。)
選んだ自転車の前にある白い箱のボタンが点滅しているのを確認したらそのボタンを押す。
自転車を引っ張りだす。
最初の30分は無料。
なので29分だけ自転車に乗って、ステーションに戻して、15分待てばまた30分無料で乗ることができる。
地図を見るとモスクワの色々なところにレンタルステーションがあることが分かる。
赤い点はすでに稼働してるステーションで、中が白いのは建設中のステーション。
自転車のルールもちゃんと載っている。
「車道しか走れない。歩道は絶対ダメ。」
って書いてある。知らなかった。
乗り心地はどうでしょう?実際に乗ってみた。
マウンテンバイクに慣れている私にとって、ハンドル位置が高くてバランスが悪いと感じた。
サドルが低くい。高くしようとしたがなかなか固くて動かせない。
前にかごのような荷物を載せられるスペースが有る。
ブレーキ、前輪は普通だけど、後輪はコースターブレーキ。
(ペダルを逆回転に回すとブレーキがかかる。ちなみに、ロシアの安い自転車はだいたいこのブレーキ。私は始めてちゃんとしたブレーキの自転車に乗ったのは日本に留学に行ったときだった。)
ギアは三段、内装式。でも自転車によっては使えないものもある。(壊れている?)
ベルとライトはちゃんとついている
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実際に自転車で走るモスクワを少し紹介。
仕事へ行くときいつも通る道。
見るたびにマリオカートを思い出す。
しかもアスファルトの色から判断すると、アスファルトを敷いたばかりと分かる。
直したての道なのにこんなことに・・・。走りづらい((
モスクワの数少ない自転車専用路。すごくどうでもいいところにある。
モスクワ川に沿ったこの道はどうせ広いから白いペンキで分けなくても普通に走れるのでは?
モスクワの中心部の走りづらいところに作って欲しいなあ。
地下鉄駅の近くに作られた「駐輪場」。
暇そうなお兄さんに椅子として使われてしまった。
ASHANという大きいスーパーの近くの駐輪場。
モスクワを走る自転車の大部分はマウンテンバイク。
スタンドがついていない自転車が多い。
結論:
モスクワをいつもと違った目線から見て周りたいときにいいかも。
VISAかMASTERCARDのカードさえあれば国籍を問わず使える(はず)!!
モスクワに来たらサイクリングを楽しんでみて下さい!!
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