カムチャッカの西側、オホーツク海沿岸にある小さな町、オクチャブリスキーの記事を紹介します。
この町は水産資源が豊富なのですが、そのほとんどが大企業にとられてしまい、そのため町に入ってくるお金が僅かなものとなってしまい、とても寂れているそうです。
以下翻訳です。
世界の終末、オクチャブリスキー
Постапокалиптика. Октябрьский
風に吹かれ、ボロボロになって、汚く、誰も必要としない町。
オクチャブリスキーはオホーツク海のそばにある小さな町。
今まで見た町のなかで、一番雰囲気の暗いところだ。
01.
02. 全体的なみすぼらしさの後ろに、きれいで白い風車が立っている。
03. デンマークのもので、高さ40メートル。町のどこからでも見える。
04. かなりシュール。
05. 5階建ての建物の庭。
06.
07. アスファルトがなく、車が通ると埃が舞い上がる。その埃が歩行者に降ってくるが、歩行者は避けようともしない。
08.
09. 中央道路。
10. 中央道路の店。
11. 小さい市場。
12. 郵便局の建物の飾り。
13. 子どもの遊ぶ公園。古い。
14. 子どもの遊ぶ公園。新しい。
15. 家の前の有料遊具。
16. 木造のガレージや家にはアスファルトルーフィングが下から上までかかっていて、町全体の風景をかなり悪くしてしまう。
17.
18. 酸素ボンベから作った柵はあちこちで見られる。
19. オクチャブリスキー
20. 玄関の前にはごみ箱の代わりに大きな鍋が置いてある。
21. オホーツク海の海岸。
22. 法治された建物の通り。
23. 学校
24. 市役所
25. 墓地
26. オクチャブリスキーはカムチャッカで一番魚の豊富な町である。ここを産卵のためにサケが数万トン通る。
27. 毎年、10億ルーブル(約30億円)の価値がある海の幸を数万トン獲っている。ほとんどが中国、韓国、日本に輸出される。しかしオクチャブリスキーの収入は4百万ルーブル(約1200万円)しかない。
28. ここの状況はロシアの一般的なことで、主な資源を資源の輸出を目的としている大きな会社が持っている。夏になると、町民は無数のトラックがオクチャブリスキーから”レッド・ゴールド”(訳者注:鮭類の身は赤いのでこう呼ばれる。)を持ち去って行くのを見ている。町に残るのは、壊された道だけ。それを自分達のお金で直さなくてはならない。
29. オホーツク海がよく壊してしまうオクチャブリスキーへの道。
30. 火山と温泉の美しさを求めて、カムチャッカに来たら、このど田舎に行く価値があるでしょうか?もちろんある!こんな灰色のニュアンスの数を今まで見たことなかった。
220вольт
そうだね!ロシアだ!
yeahnot
私が育った町はまだマシだったんだな。
bemeglot
ロシア全国にこんな町がどれだけあることか。
一生こんな中で暮らした人もいるね。
しかも実家が好きで離れたくない。
XMAOEKB
市役所がボロボロなのに、学校が新しい・・
普通は逆なのに。
EngineTech
果てしないロシアの最も豊富な地域の生活レベルが最も低いってどういうことだ?
不公平だ!
amdes
学校が市役所よりきれいだなんて初めて見た。
28e
学校がピカピカしている。風力発電はかっこいい 🙂
ford886
ここはロシアだ!
russ84
学校は外側はきれい。
Shantyman
一枚目の家の入口の向こう側に生えているのはイラグサじゃないよね。
Trei
思ってもいなかった。やばいね。
combatunit
「ピラニアを捕まえる」って映画の撮影はここじゃなかった?
gobotron
たくさんのものが盗まれる、こんな町がロシアに数千か所ある。
そしてみんな知らんぷりをしている。
Suriel
興味深いが、悲しくなる。
Диментий
永遠の鬱
yaplakal.com/forum2/topic953584.html