今年の2月、大陸とラベルさんとおそロシ庵のコラボツアー、「寒いモスクワツアー2019」でモスクワへ行く前、「モスクワで見てきて!してみて!」と下記のような募集をかけました。
2月にモスクワへ行くのであなたの気になるものを代わりに見てきます!
たとえば○○の写真撮ってきて!とか、△△はどうなってるか見てきて!とか。
もちろん全部は無理なんで、たまたま通りかかった、今日は暇だからそこ行ってみるか!って感じでかなり適当にチョイスすると思います。
たくさんのリクエストが届きました。ありがとうございます!
今回は第2弾!「ATMでのお金の下ろし方はどうするの?」への回答です!
お名前
たでもだでも。
モスクワで見てきて!してみて!
緑の機械(сбербанк)のキャッシング画面の写真入り説明が欲しいです。先日モスクワに行った際、近くに英語を話せる空港職員さんらしき方がいて、5000рを引き出すことができました。しかし、同じことを2回目はできなさそうで。。宜しくお願いします!
調査報告
ロシアのATMでお金を下ろす方法。
多分ググればたくさん出てくるだろうから、おそロシ庵でわざわざ紹介しなくていいだろうと思ってググってみたら頭を抱える結果が。
検索結果の最初の方に出て来たのが、「ロシアのATMは英語の表記がない」と解説してるブログだったのですが、画面上に「SWITCH TO ENGLISH」と英国旗付きででっかく表示されてるATMのディスプレイ画像が記事の解説に使われていて…
そうなんですよ、ロシアのATM、今どきのは全部英語表記がついています!
むしろついていないATMを見つけたら、そんなの使わないでください。いろいろと心配です。
ということでATMの解説をしたいと思います。
ロシア語できる人はこんな説明いらないはずなので、ここでは英語に表示を切り替えてお金を下ろす方法を説明していきます。
ズベルバンクのATMでというリクエストでしたが、たまたま下ろしたのがCitibankだったのでこれで。
どのATMもほとんど操作に変わりはありません。
ATMの前に立ったらまず、最初にカードを入れてください。
そうすると暗証番号を求められるので入力しましょう。
見られないように押してるところを手で隠してね。
ここで入力します
CitibankのATMの場合はここで言語の選択画面になります。
ENGLISHを選択してください。ちなみ押すのは矢印の丸い部分、物理ボタンです。反応悪い事が多いんで、ゆっくり力強く押しましょう。
他のATMでは別のタイミングで英語切り替えの選択が出る場合があります。
どちらの場合にしても、言語切替の表示は英語で書かれていますのでロシア語がわからなくても大丈夫です。
現金引き出しは右上の、「CASH WITHDRAWAL」を選択します。
「どの口座から引き出しますか?」と聞かれますので選択します。
CRADIT:クレジットカードによるキャッシング
CHECKING:当座預金口座
SAVINGS:普通預金口座
OTHER SERVICES:その他
クレジットカードでキャッシングする方はCRADIT、海外対応の口座から引き落とす方はSAVINGSを選択してください。
Citibankの場合はここでルーブルかドル、どっちの現金がほしいか聞かれるんで、ROUBLESを選びましょう。
ズベルバンクとかロシア系のATMではこの選択はなかったはず。
500ルーブル札、1000ルーブル札、5000ルーブル札が引き出せます。
また、一回の取引で最大30枚、もしくは10000ルーブルまで下ろすことができます。
これに文句がなければCONTINUEで次に進みます。
文句があったり取り消したい方は、MAIN MENUで最初に戻るか、RETURN CARDでカードを返してもらって立ち去ってください。
レシートいりますか?と聞かれたらお好きな方を選んでください。
引き出したい金額を選びましょう。
自分で好きな金額を入力できる選択肢が出る場合もあります。
最後に、この取引で300ルーブルの手数料がかかるけどよろしい?と聞いてきます。
YESを選ぶと現金とカードが出てきますので忘れずに受け取りましょう!
ちなみに、私も何も考えずにCitibankで現金引き出してたのですが、この記事を書くにあたって明細を見直したら他のATMはこの300ルーブルの手数料がかかってなかった…
もう次からはCitibankのATM使わないようにします。
ロシアへ行くときは日本で円をドルかユーロに両替して、ロシアについてからドルかユーロをルーブルに両替するのが一番確実でお得です。
日本でルーブルに両替するのはレート悪すぎ、ロシアで円をルーブルに帰るのも同じクレート悪すぎ&両替できる場所が少ない。という問題があります。
また、今回紹介したATMを使う方法、クレジットカードのキャッシングや海外対応口座から直接引き落としは両替するよりもお得かもしれないけど、カードが機械に飲み込まれたりするリスクがあるので…
カードメインでもいいですが、少量でもいいのでもしものときのための現金、ドルかユーロを持っていったほうがいいと思います。
最近はレストランやスーパーも、メトロのきっぷも、トロイカ(SuicaのようなICカード)のチャージもクレジットカードでできるので便利ですが、まだ現金しか使えないところもあります。やっぱり現金最強です。