日本人もノービザで好きなだけ滞在できて商業活動もできる北極圏にあるスピッツベルゲン島

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我々日本人が外国で暮らす場合、どこに国で暮らすとしてもその国からビザを発給してもらうなりして許可を得なくてはなりません。

しかし、世界には2箇所だけその許可が必要ない場所があるのをご存知でしょうか?

南極とスヴァールバル諸島です。


このスヴァールバル諸島はノルウェーの統治下に置かれているのですが、スヴァールバル条約によりノルウェーの法律は適用されず、全ての加盟国は等しくこの島で経済活動を行う権利があるとされています。


現在このスヴァールバル条約に加盟しているのは日本やロシアを含めた40カ国以上。

このスヴァールバル諸島で唯一の有人島、スピッツベルゲン島にはおよそ2600人が暮らしており、1番多いのがノルウェー人でその次がロシア人。現在500人がロシア人居住区で暮らすロシア人だそうです。



今回はこのスヴァールバル諸島のスピッツベルゲン島に住んでいるロシア人の記事を紹介します。


以下翻訳です。




Пирамида (Арктика, архипелаг Шпицберген)

ピラミッド(北極圏、スピッツベルゲン群島



こんにちは。僕の名前はヴラジーミル、33歳、ガイドをしています(そのおかげで、あちこち旅行させてもらってます)。
2013年春、僕はスピッツベルゲン群島(北極圏)に位置するピラミッド集落で働いていました。

ここは北緯78度のため、ここから北極点まではすぐに行けます。距離は1300kmぐらいです。群島全体には人が住んでいる都市は2つしかなく、僕は、ピラミッド集落で正式に働くために出発しました。現在は、ここには誰も住んでいません・・・。

ご覧ください、地球の極地のある春の日がどんなものなのか。
(もしも正確であれば、極圏の昼の訪れが近い3月26日の写真です。)
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ピラミッドは、1998年に住民が全員退去し、その後10年以上完全なゴーストタウンと化したままでした。
現在は、ノルウェーの観光地として人気を集めています。
長きにわたり、ピラミッドは世界の最北端に位置する集落でした。
ここには「最北端」という言葉がつくものがたくさんあります。最北端の炭鉱、最北端のプール、最北端のレーニン像、営業しているホテル、最北端のピアノ(2つもあります)。

鉱山は、赤字のため1998年に閉鎖され、人々はそこを出ざるをえませんでした。そして多くの外国人が驚いた社会主義の前進基地は、次第にホッキョクギツネとシロクマの隠れ場所となっていったのでした。

10年以上も忘れられていましたが、後にピラミッドを復活させようと、観光客が呼び込まれ、ソ連の炭鉱夫がどのように暮らし、働いていたのか見られるようになりました。観光客は初めは信じませんでしたが、後に長い列に並んででもツアーに参加しようとしました。

私達は、ここに6人。
「もしあなた方が、ピラミッドはあれ以来ずっとゴーストタウンだと思うのでしたら、あなた方の前に、そのうちの一人がもうここにいますよ。しかも、唯一英語を話せる奴がね。」
私はよく観光客にこのように言います。すると彼らからは、大きな笑顔がもらえるのです。

それでは、北極圏での僕の一日を見てみましょう。

1.だいたい7時半頃に目が覚めます。注目してほしいのは、僕の電話は携帯電話の電波を拾っていないということです。
ここにはラジオもTVも、そしてインターネットもありません。ノルウェーの携帯電波が届く場所はたった一箇所で、そこはいわゆる水準器のところです(emotional spot またはspot of hopeが繋がる)。
これは普通の測地用のポールで、誰が立てたのかわかりませんが、集落の外れに立っています。

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2.私はチューリップホテルに泊まっています。これはソ連のホテルで、完成まで9年かかりました。これが私の部屋なんですが、宿泊費は自腹で払わなくてはいけません。

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3.歯磨きと洗顔は、普通の人たちがするのと同じ。
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4.朝食を食べながら、前日の宿泊のことや観光ツアーのことを表に書き込みます。実を言うと、最近朝食を食べている時、誰かが置いていったコーンフレークを見つけたんです。コンデンスミルクをかけて、コーヒーとともに・・・素敵な朝食ですね。

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5.外に出るときは、これを全部着込まなくてはいけないんです。こんなふうにして、北極キャベツが登場。
カービン銃は、格好つけて持っているのではなく、集落の周りにクマの足跡があったりするからです。
また、僕がお客さんを案内している時には、お客さんの安全を確保しなくてはいけないという理由もあります。
こうして、ズボンを2着、アノラックなどを着用し、カービン銃とナイフを持って行きます。
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朝8時。太陽は4時半からもう昇っています。もうすぐ白夜が始まります。レッツゴー!

外では、もう友達が僕を出迎えてくれました。ホッキョクギツネたちです。サイゴン、その中の一匹に、僕はこう 名づけました。
サイゴンは一番勇敢で、僕の手から直接エサを取ります。他にも、シッドと名づけた雄ギツネとよく取っ組み合いをします。
シッドは一番若くて、とても美しいので、そのうち写真を公開したいと思います。彼に出会ったら、ただ通り過ぎるわけにはいかないんです。

6.今日僕はサイゴンにジャガイモ半分と鶏肉の骨をあげます。

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7.朝食を食べに来た、本物のホッキョクギツネはこんな姿をしています。(Песецというと、まさに英語でいうarctic foxという響きに聞こえます。)
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9.ピラミッドにある山の風景(この集落は、ここから「ピラミッド」と名づけられたのです)。山のふもとには、毛皮工場があります。
左に見えるのは、いわゆる「精神病院」-夫婦や子供達のための家があります。

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9.これは、「ロンドン」という名の木造の建物です。なぜロンドンかと言うと、ここには独身の男性たちが住んでいたからです。こんなソ連の冗談があります。
ついでに言うと、この建物の近くに同じような4階建ての、「パリ」と名づけられたレンガ造りの建物があります。
以前に独身の女性たちが住んでいたそうです。
この2つの建物の間に食堂がありますが、どうやら上流階級のためのもののようです。
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10.ガレージの温度計を見ると、太陽の下でも-10度でした。おそらく、日陰では-20度ぐらいの寒さでしょう。また、風速が1秒上がるごとに体感温度は2度下がります。この温度計は、今朝最も楽観主義的な奴です。
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11. ガレージは広々としています。ここでは、集落の生命維持に必要なもの全てがある。それは石炭ボイラー室、そして車。
そこには、22年もののトヨタもあり、ノルウェーのあるお客さんはそれを「リムジン」と呼んでいました。
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12. 昨日、ガレージで看板を4つ見つけました。何かのスローガンのようです。僕は特にこれが好きです。
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1961年4月12日、ソビエト社会主義共和国連邦のY・A・ガガーリンが、ヴォストーク号に乗り、世界で初めて宇宙へと飛び立った。


13. これがトレーニング室です。実を言うと、これがなくちゃ困るんです。ここでは、スポーツの選択肢は雪の中を駆け回るか、

ホッキョクギツネを追いかけるだけなんですから。
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14. おはよう、ピラミッド!
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帽子をかぶり、手袋をしなくてはならない。しかも急いで。部屋が暖かくならないんです。
ここでは、やることが全て素早くなります。

15. 平行棒の練習中。
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16. さて、ホテルに戻る時間だ。

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17. ところで、パリの鍵って誰の?
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鍵に「パリ」とロシア語で書いてある。



18. 短いルートでも長いルートでも良い時、僕は長いほうを選びます。そこでいつも、小さな小さな空港の建物を見るんです。
周りを山々に囲まれて、その建物はまるでゴリアテの前にいるダビデのようです。
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19. そうこうしているうちに、チューリップホテルに到着しました。ホテルと同じ名前の金属製の花が入り口前にありますが、
この花は芝生が船で運ばれてきた記念に、ある日突然咲いたのです。
ところで、ピラミッドはこの諸島の中で唯一、背の高い草を見ることがで きる場所なんです。ちょうど、同じ芝のね。
冬になると、カリブーが雪の下からそれを掘り出して食べるんです。

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20. 入り口の隣 - 短いホテルの紹介。
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チューリップホテル 1989年建設開始、1998年建設終了



軽食を取ります。ここでは主に炭水化物「ダイエット」です。というのは、ヘリコプターが米、小麦粉、ジャガイモの袋を運んできてくれるんです。
たんぱく質を取るのは難しいですが、タラは手に入ります。大陸のほうのタラと違って、ここのは本物の、北方の、美味しいタラなんですよ。

21. 今から外に出て水準器のところまで行きます。携帯の電波を拾うのためにね。徒歩でもいいけど、片道20分ぐらいかかるかな。
でも今日は、文明の利器・トヨタHeluxを使います。
道中こんな目印が立っています。
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22. 1998年、ピラミッドの過去は終わりました。以前は炭鉱があったんです。
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1998年3月31日、ピラミッドの炭鉱で最後の1トンが採掘された。



23. 車の中でSIMカードを交換します。モスクワのカードだとNet Comはすごく料金が高いけど、

ノルウェーのTelenorはずっと安くて、ここのフィヨルドのせいで弱い電波もよく拾ってくれます。
今、だいたい午前10時ぐらいです。

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24. 僕の後ろに、その水準器があります。この写真は、ピックアップトラックの上から取りました。

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その後、電話は極寒の中で哀れなピーピーという音を出して、電源が落ちてしまいました。
仕方無い、ここではよくあることです。いつも興味深いのは、極寒の中でメッセージを打つ指とバッテリーのどちらが長く持ちこたえられるかということです。今日はバッテリーが負けました。これから、ある日に撮った写真をコピーしに行きます。

25. この下に箱がいくつか埋まっていて、箱の中には管が通っています。雪が積もったので、その上を歩いていけるというわけです。
この写真は、思い通りに撮れたと思います。

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港へ向かっています。そこで観光客のための建物をチェックしに行かなくてはなりません。
今日は、スピッツベルゲンで一番大きな旅行会社を運営している3人が来ます。
でも僕は、彼らが本当にホテルに泊まるかどうかは、よくわかりません。

26. 港には巨大なコンベヤーがあります。このコンベヤーで石炭を、大陸行きの船まで運んでいました。
今やこのコンベヤーは、遠くからすごく見ると、金属と木でできたただの透かし細工です。
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27. 隣には、今はもう使われていない、元は 熱併給発電所だった建物があります。
僕がそこへ行ったとき、ものすごく重苦しい印象を受けました。中はまるで爆発した後のようだっ たからです。
ここで戦争映画が撮影されたことがあります。しかし、撮影隊の人々が後で言ってたんですが、彼らも中へ入ると居心地が悪かったそうです。
それに、そこでは常に寝ぼけたよう金属片の音が常に鳴っています。
僕はこの場所では初めてカービン銃の安全装置外しました。この音のせいで、誰かに後をつけられているような気がしたからです・・・。
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観光客の一行が来るまで、あと1時間~1時間半ほどあるので(前日の経験に基づくと)、物置を見に行くのにちょうどいい。
物置では、いつも面白い物が見つかるんです。では、行ってみよう!

28. 物置はいくつかあるんですが、そのうちの一つから、こんなのが見つかりました。
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29.  最初はペンキか、何かの試薬だと思ったんですが、後で箱の一つを開けてみると、中身がわかりました。

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30. 皆さんはどう思われるかわかりませんが、僕は信じられないほどびっくりしました。
この金属の樽の全てと、6つの包みの中から出てきたのは、ディスクでした。全部ピラミッドで回された、映画のフィルムでした!
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31. まるで映画会社が引っ越しを思いついたみたい。そして、物を全部持っていけなかった、みたいな。
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32. もう2つ変わった物が見つかりました。”РНИ 2,5"という商標が付いています。もしこいつらがもう一度使えるようになっても、
僕はちっとも驚きません。ここでは変わった物がたくさん見つかるのですから。

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33. OK、では次に行ってみましょう。炭鉱夫が昇り降りした場所。全て雪で覆われています。何だか音がします。

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34. ・・・そして弾薬の信管。「爆発の前にチェーンを確認すること!」、そして確認は掩蔽物からすること!
何も調べるものが無くてよかった。それに、隠れられるところは全て暗いか、雪で覆われていますから。

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35. 次の倉庫を見に行きましょう。そこには、聞くところによると、スポーツ用品が保管されているそうです。
僕が見たいもの、何だかわかります?倉庫の中身は何でしょうか?

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36 . これぞ、今シーズンのヒット商品。竹製のスキーのストックです。北緯78度の地域では、竹製品がよく使われます。
北極地方でこのようなストックを使っているスキーヤーを想像してみると、僕は思わず笑ってしまいました。
「ここでは、調和しない物が調和するのだ」というフレーズを思い出したからです。
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車でしばらく走ったので、これからここを出発します。しかもこの車には無料のオプションとして、
「周りの空気を非現実的なものにする」というボタンがついていました。
もう観光客の一団が到着したチューリップホテルに戻ります。全員ノルウェー人です。
短い挨拶をした後、彼らを食堂に案内します。

37. 食堂にて。
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38. そうこうしてい るうちに、自分たちが通ってきた道にある全てのものを写真に撮ながら、観光客たちはあちこち歩き回るのでした。
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正面階段の前に、この諸島で唯一のモザイク画があります。このモザイク画の前で一瞬でも立ち止まった人はまだいなかったのですが、
後で一人が一生懸命になって写真を撮り始めた。

39. この食堂がとても美しいので、人が入っていない写真を撮ってみました。
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他の色々なことを観光客に伝えた後、食堂は24時間、週7日間営業してくれました。食事は無料。
呆然とした観光客たちを連れて、僕はメインで唯一の通りに沿って行った。通りの名前は、「大10月社会主義革命60周年記念通り」という。

40. 世界で最も北にあるレーニン像の前で、 お約束の記念撮影。
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41. このレーニン像は世界最北端であるだけでなく、何年もここに一人で経っているのです。
彼の顔はなんとなく理性を失ったように見えます。
(僕は色々なレーニンの写真を撮ってきましたが、このレーニンは確かに少し気が動転しています。)
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文化スポーツセンター(КСК)に寄ります。中では、全てのものがほとんど理想的な状態で保存されています。
壁には、アマチュア・アンサンブルの最後の公演の写真がかかっています。
呆然としたノルウェー人達は、こんな豪華なものがここにあることを羨ましがり始めているようです。
このような立派な建物は、隣のノルウェーのロンギエールにはないですから。
その少し後で、彼らはここにプールがある ことを知ったのですが、これで完全にショックを受けていました。

42. КСК(中央ロビー)
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43. 体育館

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44. ノルウェー人達にトレーニング室を見せました。僕が到着してから1週間は、ここでトレーニングをしていました。
「では今からロッキー・バルボア・スタイルのトレーニング器具を見せましょう。」と言うと、全員笑顔になり、見てみたいと言いました。
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45. 2階は、図書注文カードしか残っていない図書館と、楽器を演奏するための部屋だけが残っています。
ノルウェーの観光客達は、「ジャズを演奏する」ロシアの民族楽器があるのを知りました。
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46. КСКの2階からの景色。
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47. 次はプール に行ってみましょう。半オリンピック仕様の、25メートルです。
デザインがほどこされた木の柵と、天井の下あたりにあるコメンテーターの見張り小屋を見て、
まだ皆がショックを受けて呆然としながら周辺をトボトボ歩いている間、僕は人が写っていない写真を撮ることができました。
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48. 充実した、というかこのツアーの精神的な部分は終わりました。これから日々の食糧をいただきましょう。
今日は、観光客達と一緒にいただきます。

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49. たいていはボルシチとホットサラダが出されます。スカンジナビアの人々は皆ボルシチが好きです。
しかし、この単語を言うのは彼らにとっては思いもよらないことなのです。
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50. その後、観光客の 一行は去っていきました。しかも一人ひとりが僕に手を振るんです。

ここにはあまり人がいないので、挨拶無しにただ去っていくのはいけないのです。

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51. 彼らが去った後、少し時間ができました。この間にコーヒーを飲んだり、電子書籍を読んだりします。
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52. ここでは僕は、例えばモスクワでは冬でも僕はこんなに厚いコートは着ないなぁ、という考えにとらわれます。
僕はいつもここで持ち歩かなくてはならないものは、どこにでも持って行ったりはしないんです。
ポケットの中にあるものを出してみると、帽子と、ヘルメットの下に被る帽子しか残りませんでした。

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午後3時ぐらいに着替えて、また外に出ます。地元の旅行会社のノルウェー人のガイドが一人やってきました。
とても社交的でいい人です。以前にソ連とノルウェーの国境で働いていました。
(彼は難解なロシア語で、「待て!手を挙げろ!ここはソ連の国境だぞ!」と言っていたんですが、僕はまだ思い出しては、笑ってしまいます。)
僕は彼に、観光客には普通は案内しない、毛皮工場を見せる約束をしました。

53. キャスパーみたいだ。
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54. 彼は、兄妹たちとやってきました。毛皮工場に入る。彼らはここにあるものを見て、心から驚いていました。

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55. 技師たちの夢
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その後、チューリップホテルにまた別の団体が やってくるのが見えました。つまり、もう戻らなくてはならないということです。
別れ際キャスパーに、うちの料理人であるアレクサンドロヴナの誕生日を祝うためにロンギエールからワインを持ってくるよう頼みました。
彼は、他のガイドの誰かにこのことを伝える約束をし、彼自身はお客さんの団体と一緒に大陸へ2週間スキーをしに行くといいました。
そんなわけで、僕らのフィヨルドの仕事(僕はロンギエールから物を持ってきてもらうことをこのように呼んでいます)は動き出した。
もちろん、キャスパー君、頑張ってね、そして戻ってきてね!
彼はホテルまで僕を送ってくれました。すると、団体はすでにホールで待っていた。

56. ここでは、上着と靴を借りるのに、誰かに断る必要 はない。これは、皆知っていることです。

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57. そうこうしているうちに、もう4時になりました。
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ここでは、最初にお話したように、大きなナイフを持ち背中にカービン銃をつけた人の姿にすごく驚かれます。
もしお客さんが女性だったら、なおさらです。でも、後ですぐ慣れます。ここでは皆そうなんです。

58. ノルウェーの地元の新聞の女性記者。

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もしあなたが、どうして僕がここに住む他の住民を見せてくれないのか?と思ったら、答えはこうです。
皆一人一人がとても忙しくて、あまり会わないからなんです。

59. これはレアな写真。ペトローヴィチ(ここでリーダーをしていて、しょっちゅう「ピラミッドの知事」と冗談で呼ばれています) と、
料理人のアレクサンドロヴナです。
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60. ペトローヴィチと一緒に港へ、建物を確認しに行きます。その3つの建物は「3つのワゴン」と呼ばれているんですが、
ホステルのように改造されています。建物は大丈夫でした。これからノルデンシェルドの冷蔵庫の写真を撮りに行きます。
そこまではたぶん4kmかそれ以上あるように見えますが、これは実は目の錯覚。実際は17kmも離れているんです。
それでも僕は、他の住民たちと僕らの集落を皆さんに見せたいです。ガレージに戻りましょう。ヴィタリクとオレグを探さなきゃ。

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61. ついにヴィタリクを見つけました。彼は僕と同じロシア人です。実は、彼は引きこもりだと言われているんですが、実際はそうではありません。
僕が、何かの修理品の向こうにいる彼の写真を撮っていると、去年ナショナル・ジオグラフィックの撮影隊が彼の写真を何時間も撮っていた
話を聞かせてくれたんです。

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62. その後、オレグを探します。ここでは無理そうだから、写真を撮っていいかどうかお願いしなくては・・・。
結局彼は、石炭ボイラー室でポーズを取ってくれました。
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63. ガレージに出ます。そろそろお客さんが来る頃です。
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64. ここでスクーターに乗ったペトローヴィチが言うには、何かの団体がもう ここに到着したと・・・。
彼は僕をホテルまでヴァイキングと呼ばれている乗り物で送ってくれました。

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着いたのは、やっぱりそのお客さん達でした。彼らは、僕らが社交的で良い人達なのに驚いていました。
もしも予め知らなければ、僕らは彼らのことを普通のツーリストだと思ってしまったでしょう。
ホテルの見学と、お客さんをここに一晩泊められるかどうかを見に来たのです。
僕達は夜の11時まで話し込んでしまいました。この間に、彼らはウォッカと数え切れないぐらいのビールを飲み干し、
「ロシアのアーティストのヴィ『チョー』ツキー」(「ヴィソーツキー」のこと)を注文し、ホテルの部屋を全部見せた。
しかも、誰も酔っ払っているようには見えなかったん です。

65. 飲み会の終盤。水兵のシャツを買って、喉元のおしゃれをした。
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66. はい、寝る時間です。
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67. 今日の最後に、一週間後にはもう無い夜の風景の写真を撮りに行きました。
-30度の気温だと、なかなか集中して写真を撮ることができません。
まあでも、なんとか撮ることはできました。
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今日はこれでおしまいです!

あとがきにかえて・・・
僕の一番の友達のシッドの写真を見せるのを忘れるところでした!
みなさんもシッドのように、いつも前向きで、笑顔でいてくださいね^^

68. シッド
69




またお会いしましょう!



ayayo
 俺の仕事はいかにもつまらないか分かった :(



Lordies
 すごい。いいね!



BBKing
 こんな人を尊敬する。
 厳しい男の仕事。
 ホッキョクギツネかわいい。



Vadimka85
 こんな記事はいいね。
 給料はどの位?



Aqxys
 すごいね。
 ただ、2つ分からなかった。
 廃墟ならなんでヘリコプターで食料を運んでくる?
 そして、なんで部屋のお金を払わなければいけないの?



BigLaser
 世界の終わりのあとみたい。



insekticid
 こういう話しを見ると、自分がいかにもつまらない生活を送っているか分かる。
 毎日グラウンドホッグデーみたい。
 すべて捨てて遠くへ行ってしまいたい。
 いいね。



ДоброЗавр
 >insekticid
  一方、我々は一年間に一回でも例えばトルコかどこかに行ける。
  彼は多分行けない。
  俺なら一週間で全部回ってそのアト酒を飲み始めるかな。



SnorkL
 なんでホテルのお金取られるの?
 払いたくなかったらトレイラーの中で暮らすの?



Schumacher

 >カービン銃は、格好つけて持っているのではなく、

 >集落の周りにクマの足跡があったりするからです。

 >また、僕がお客さんを案内している時には、

 >安全を確保しなくてはいけないという理由もあります。


  熊の安全?



Кадристка
 ちゃんと作るんだね。
 プールまで綺麗だ。
 今でも水入れられる。
 食堂も凄い。想像力に関心したわ。
 著者の靴はなに?
 ちょう温かいブーツだと思ったら結構スタイリッシュじゃないか。
 マイナス30度を自分の体で感じたわ。



НахНах
 見て嫌な気分になった。
 死んだ人の骨をみせて儲かるのと同じ。
 全国で建てたのに今はずるい人が自分のものだと思っている。
 嫌だな。



Kasupogatr
 これはいいことだね。
 観光地としてでも復活してくれるなんていいじゃん。
 たくさんの努力が入っているから。
 プールのお湯を入れたら、ノルウェーもスウェーデンもきっと並ぶわ。
 レストランが美味しかったらなおさら。



CapNemo
 こんな人から釘を作るといい。そうすれば世界一丈夫な釘が出来る。



КИПовец
 ロシアから行くのすごく高いだろうな。
 俺も散策したいな。



Volkaltay
 自分で行ってきたみたい。ありがとう。



Montez
 写真みて、これを思い出した。
 もう一回見なおしてこよう。

70




Styx
 インストラクターを募集していない?



MiniMeRZN
 いい写真だね。
 世界から遠ざかっているんだね。
 いろいろ考える時間があるんだね。



Котяра117
 夢だ。一生住みたい。
 でも受け入れてくれないんだね。



flyhrs
 携帯を充電して…


luncalm

 このノキアで写真撮っていたの?







Пирамида (Арктика, архипелаг Шпицберген)

yaplakal.com/forum43/topic691200.html







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