ロシアのネットでよく見る146%って何の数字?

先日、Twitterでおそロシ庵のリンクとともにこんなことをつぶやいている人がいました。

 

ロシアのネットの146%

確かに、ロシアのネットを見ていると「146%」という言葉をよく見かけます。

おそロシ庵の記事検索(ページ右上の検索ボックス)で「146%」と検索すると、

 

100年前のサモワールをロシア伝統のレシピでピカピカにしてみた

ロシア人の利口さは146%。あとは正しく使うだけ。オレはもちろん正しく使ったんだ。

 

 

ロシアでソ連復刻ブーム?ロシア・アヴァンギャルドな広告が増えてきているらしい

146%の確率でパッケージと広告が品質と関係ある。

 

 

地下室から宝物!ペレストロイカ、ゴルバチョフの禁酒令時代から保存されていたウォッカと漬物

ウオッカは146%大丈夫。
ワインは多分酢になったと思う。

 

 

これでいつでも作れる!みんな知りたかったロシア正教の十字架の作り方!!

ネットで世論調査を行った。
「インターネット使っていますか」
に対しての回答は、「使っています」が146%。

 

 

 

このように「146%」を見つけることが出来ました。

 

 

この「146%」とは一体何なのか?

なぜロシアのネット上でよく見かけるのか?

これには理由があります。

 

 

2011年のロシア下院選挙。

開票結果を放送していたロシア24というテレビ局があるのですが、その局が放送していたロストフ地方の開票結果がロシアのネットで話題になりました。

その時の番組がこの画像。

 

01

 

 

Единая Россия(統一ロシア)       58.99%

КПРФ(ロシア共産党)            32.96%

ЛДПР(ロシア自由民主党)         23.74%

Справедливая Россия(公正ロシア) 19.41%

Яблоко(ロシア統一民主党「ヤブロコ」) 9.32%

Патриоты России(ロシアの愛国者)  1.46%

Правое дело(右派活動)          0.59%

 

 

この投票率を合計すると、146.47%になるわけです!

 

この投票率、「146%」という数字がロシアにおける、「正直」、「整合性」、「本物」などを象徴する数字ということで、一気にロシアのネットで広まりました。

 

この時の選挙では選挙違反があり、中央選挙委員会が発表した選挙結果が、選挙監視人が実際に記録した投票数と大きく違うとの報告もあったりしたそうです。

 

そのことからも皮肉を込めてよりいっそう広まっていったのではないでしょうか?

 

政治の細かいとろこに関しては私はあまり興味もなく、説明もできないので興味のある方はWikipediaでも見てください。

 

Wikipedia:2011年ロシア下院選挙

 

 

 

146%で検索するといろいろとおもしろ画像がでてくるのですが、最後にその中の一つを紹介します。

 

02

 

Чуровка ВОДКА

(Churovka Vodka)

 

Churovkaは選挙管理委員会の委員長、ウラジーミル・チューロフのこと。

その下には赤いところに書かれているのは、

「正直146%アルコール」